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組子とは

釘を使わず、木を組み付ける伝統木工技術
組子とは、簡単にいうと釘を使わずに木を組み付ける技術のことをいいます。
細くひき割った木に溝・穴・ホゾ加工を施しカンナやノコギリ、ノミ等で調節しながら1本1本組付けしていきます。
遠く鎌倉時代から長い年月をかけて磨きぬかれた木工技術「組子」。 釘を使用しないで木を組み付ける繊細なこの技術は、職人たちの伝統を守る心と情熱により、何世代にもわたって現代まで引き継がれてきました。

手業の極地

組子技術は現在おもに障子や欄間にみることができますが、その高度すぎる技術は習得するまでに時間が掛かりすぎるという欠点があります。 また、日本人の和室離れにより若い伝承者が激減しています。 タニハタでも昭和34年の創業以来、組子商品を作りつづけていますが、 従来の伝統工芸品だけではなく、現代の商品に積極的に取り入れ、和風・洋風というジャンルにとらわれず普段の生活のなかにしっかりと根付かせたい、と考えています。

組み付けの精度

組子 「木を組む」工程0.1ミリ寸法の技

「木を組む」工程は0.1ミリ寸法が違うだけでも組み付けが出来なくなるほどの微細な世界です。
また、それぞれの菱・格子角度に合わせて面をとったり、長さを調整したりといった作業にも熟練(経験)が必要になります。
木は薄くなるほどクセがでますので、良質の材料を選別できる目もなければ、加工できません。

製作時間

受注生産 について

組子製品はほとんどがお客様の注文を請けてから製作を始める受注生産品ですので、打ち合わせ、木取り、寸法の割り込み時間など本体の製作以外の工程にもかなり時間を要します。
また、1個1個の部品を割付して寸法を計算しなくてはならず、原寸(1/1)で図面を書くこともよくあります。
製作時間よりも段取り作業に時間が掛かることもよくあります。

文様デザインパターンの組み合わせ

デザインパターンの組み合せ

デザインは大きく分けて2つの種類に分けられます。
菱を基本にした菱組子と縦・横の水平・垂直を基本にした格子組子です。
上記のデザインを基本の地組(ぢぐみ)として葉っぱ(組子部品)を空き部分にはめ込んでいきます。
デザインはその組み合わせにより数百以上にもなり、それぞれに適合した刃物、木型、道具を選ぶことから作業は始まります。 全てのデザインに精通した職人になるためには途方もない時間と情熱を必要とします。

製作のための道具

適合した刃物、道具を選ぶ

組子を製作するにはいろいろな道具、機械、刃物を使用しますが、カンナひとつとっても数十種類のカンナを駆使して製作します。
また、木工機械も他の家具加工店よりも種類を多く持たねばならず、デジタル加工の機械も駆使します。
(木工機械の数だけでも当工場には70台以上あります。)
多品種化、スピード化している現代の組子商品はアナログ、デジタルのそれぞれの良さを組み合わせて作ることが重要と思っております。

詳しくは・・・道具についてのページへ

素材について

鉋仕上がりの綺麗な針葉樹

組子製品は細くて長い部材を主に使いますので、比較的まっすぐな素材(針葉樹)が必要とされます。
また基本的には無塗装が基本ですので、導管が細い(無塗装の仕上がりが綺麗な)針葉樹がよく使用されます。
当店では大きく分けて外国産の木材と国産の木材の2種類を使用します。 価格・色・仕上がりなどで使い分けします。

詳しくは・・素材のページへ

伝統木工技術「組子」について

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タニハタの組子商品と特徴

タニハタの和風衝立、欄間の特徴

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