和風衝立・間仕切り欄間を作る組子職人のブログ TANIHATA'S BLOG

TOP和風衝立・間仕切り欄間を作る組子職人のブログ>2009年7月

組子職人が日々のおもいをブログにつづります

お盆も間近になり工場がかなりバタバタしてきました。


当社の夏季休暇は下記になります。

●2009年 タニハタ 夏期休暇

8月12日(水)から8月16日(日)まで5日間です。

※ただし、今年は8月14日から16日まで富山で展示会を行う予定です。
(製造・出荷はおこなっておりません。)
詳しくは、メルマガ等でお知らせさせていただきます。



夏期休暇前の納期についてお知らせさせていただきます。


●塗装品の場合・・・8月3日までのご注文が最終になります。
(8月3日ご注文ならば8月13日頃の納入になります。)

●無塗装品の場合・・・8月6日が最終受付となります。


当社の商品のほとんどは注文を受けてから製作を始める
「受注生産品」になるために製作時間が掛かります。

お盆に商品を使用したい、という方は納期にご注意ください。

地元新聞・トップページに「家づくりも地産地消」というタイトルの記事が掲載されました。富山産の杉材が家の構造材に使用されることが多くなっているという記事です。



遠方から材料を運ぶと化石燃料を使いCO2が大量に発生します。
地元の杉材を使うことでCO2削減につながります。
また、地元木材を使うことで森林を手入れする人、カネ、設備が動き、
それらを管理するシステムができてきます。

人が管理しない<荒れた山>が日本各地に多くなっている現在
外材を使うくらいなら、環境のことを考えて、日本の将来を考えて、
地元の木材を使いましょう・・・
この流れは全国的なものになっているとおもいます。
(当然ですね。)


私も5年ほど前にある小売店さんのバイヤーの方からこの問題を投げかけられました。

「なんでタニハタさんは地元の木材を使わないで外国の木材を使うのですか?日本の木材を使うことでいろいろな問題が解決しますよ。」

(一点だけ誤解があります。日本の杉や檜などもタニハタでは使っています。ただし、全体の使用量の二割ほどです。)


私は最初に上記のことをお話しさせていただき
そして、日本の(地元の)木材の問題点をお話しさせていただきました。
(なぜ二割しか使わないのか?)




1 数量の安定供給(安定的な仕入れ)ができない
  国産の場合、人件費・手間がかかり、切っても儲からない・・・
  だから数量が出回らない・・・
  (購入する側としてはあてにできない材料ということになります。)


2 品質の問題
  国産材は外国産とあまり金額が変わらない、という人もいます。
  それはかなり大雑把な言い方です。

  外材と地元材を同じお金・量で購入した場合、品質は外材が勝ります。
  (というよりも国産材の出回っている量が少ないので良材があまり
  でてこない・・・といった方が正しいでしょうか。)



地元材で建具を製作すると最低でも3割から二倍ほど高くなります。また、納期が遅延するリスクも発生します。


バイヤーの方には上記をお話してやっと納得していただけました。





日本の森林資源は約40億立方メートルの蓄積があるそうです。(人工林約23億、天然林が約17億)、天然林よりも人が植えた人工林の方がすでに上回っているのです。

しかし、木を植えたはいいが、管理する人がいない・・・

(木を植えています!をキャッチコピーにしている会社がありますが、
植えることより、それを何十年と維持していく手間が大変なのです。)



山が荒れて、国産材の品質が落ち、売れない・・・
そして管理する人がいなくなる・・

負のスパイラルを解決するにはどうすればいいのか?

私は国産材を使おう、という考えにはもちろん大賛成です。

私自身、それを使うためにあらゆる場所を回りました・・。
しかし、いろいろな壁にぶつかりました。

その結果、私なりにひとつの答えを出しました。

長くなりそうですので、また改めてブログでお話しさせていただきます。


※冒頭の新聞の社会面には「役所にクマ、侵入」という見出しも
ありました。これも今回の問題につながっています・・。

ん・・ 根が深い・・。

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10年ぶりの工場内大改装もほぼ終わりました。
大型機械や普段使わない作業道具、在庫品等を整理・処分して
工場の中がすっきりとシンプルになりました。

2階にあった欄間組立作業場所もすべて1階に移動、
効率の良い作業場所を目指しました。

電気をたくさん使用する大型機械も4台処分、
組子職人の基本に返り、カンナなどの道具や小型電動工具など
を使いやすい場所に配置しました。

夏場のスポットクーラーも必要なくなり、自然の光・風を活かした
(電気も極力使用しない)エコな工場を目指しました。


作業場所が従来よりも狭くなった、というデメリットも
ありますが、当社の特徴である「小回りのきく職人集団」
を目指し、テキパキと動きまわるモノづくり会社を目指していきます。

これからのタニハタにぜひご期待ください。


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工場の大リニューアルを記念して特典をご用意させていただきました。。


7月15日から7月26日まで当社商品2万円以上お買い上げの方
全員に「鮎・透かし彫り板」を差し上げます。※

板を玄関先やリビングに1枚置くだけで空間に「涼」を演出します。
(板のサイズは高さ100ミリ×幅850ミリ×厚み6ミリ)


ぜひ、今回のサマーキャンペーンをご利用ください。



※ 数に限りがございます。
1送り先につき1個の限定になりますのでご注意ください。
「鮎」がなくなりましたら他の柄になる場合もございますので
ご了承ください。

※板は杉柾プリント合板になります。

元金融担当大臣の竹中平蔵氏の講演会に行ってきました。

富山駅前は警察官だらけ・・
かなり広い会場はたくさんの立ち見がでるほどでした。

政治家を引退された後もかなり影響力のある人なんだな・・と最初の印象です。


現在は慶応大学教授をされており、「スマートな経済理論」の講演をイメージしていましたが、小泉内閣の経済閣僚として「聖域なき構造改革」を断行(かなり強引でしたが)された方だけあり、今の自民党や民主党に途中毒づき(?)ながらの講演で楽しく拝聴させていただきました。



印象に残った言葉・・


「アメリカのバブル経済はなぜ止められなかったのか?」

「音楽が鳴っている間は、ダンスは止められない」

・・・ 人間の悲しい性でしょうね。

しかし、竹中氏はバブルの協奏曲が鳴っている中でも踊らずにいた企業もあったと言っています。

踊った企業、踊らなかった企業・・その違いは何なのか?


「地に足がついた経営(者)」

勢いのある川の中で流されずに自分を信じて踏みとどまることは大変難しいことですが、それを常に目指して頑張っていきたいとおもいます。

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タニハタスタッフ株式会社タニハタは昭和34年に谷端組子店として創業しました。創業以来、組子一筋でやってきました。
モノづくりを極めようとする職人集団のブログです。
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