タニハタブログ Blog

組子らんまを作る会社<タニハタ>の日々の出来事、その思いをブログで綴ります。

台湾の古い建築物を見てきました。

今年の夏に台湾の方達がタニハタの工場見学に来られたのをきっかけに、今度は当社の職人達全員で台北・剥皮寮老街に行ってきました。

歴史的な趣のある剥皮寮の町並みは、清朝時代の伝統的な店屋を初め、日本統治時代の建物、また台湾光復後に一新された新しい建築物が折り混ざって建っており、この街一帯には、台湾の歴史的軌跡が数多く刻まれていました。
それらは「この建築物を守ろう、そして次の世代につないでいこう」という人達の思いにより維持されており、街を歩いているとその熱い思いに触れることができます。

事前に富山県を通じて訪問の話しをしてあったこともあり、普段見ることができない場所も案内していただき、貴重な品々を閲覧することができました。
(今までみたことがない格子もたくさん見ることができました。)
台北・剥皮寮老街は龍山寺の近くにあります。

この町並みを補修した台湾・慶霖營造有限公司の職人の人達とも木組みや作業道具に関する生のお話しをすることができ、有意義な時間を過ごすことができました。
(台湾は親日の人が多いと聞いていましたが、本当にいろいろ親身になって教えてくださいました。)

建築物以外にも地場の錫、竹、彫刻などの現代工芸作品も閲覧することができ、本当に時間がどれだけあっても足りないくらいでした。

鑿や玄翁などの道具も展示してありました。

故宮博物院、中正記念堂、龍山寺、九份などの有名観光名所も素晴らしかったですが、剥皮寮老街で現在の台湾工芸、職人の方達の様子を垣間見ることできとても刺激を受けた四日間でした。新しい組子デザインや技術のヒントがどんどん湧き上がってきました。
台湾の皆様に感謝です。

「千と千尋の神隠し」 で有名になった九フンの建物も見てきました。

 中正紀念堂の天井格子に圧倒されました。
写真からその大きさはイメージしにくいですが、その規模は世界有数の木組格子だと思います。 

最後に当社の職人と台湾の方達と記念撮影。

真的很感謝大家。