タニハタブログ Blog

組子らんまを作る会社<タニハタ>の日々の出来事、その思いをブログで綴ります。

タニハタ組子 新カタログ2026 完成のお知らせ

このたび、株式会社タニハタの新しい組子カタログが完成いたしました。

創業以来70年近く受け継いできた組子技術と、現代の空間に調和する新しい提案を一冊にまとめています。

特に今回は、4月にオープンした組子座の立体的な組子製品を多数掲載。
住宅はもちろん、ホテルや商業施設、オフィス、海外プロジェクトなど、さまざまな空間での活用事例もご紹介しています。

近年では国内のみならず海外からのお問い合わせも増え、昨年も売上げの約20%は海外でした。
実際に組子座に訪れる方の半分以上は海外のお客様。日本文化を象徴するデザインとして組子はかなり広がっているなぁ、と感じます。

今回のカタログは、そうした世界へ向けた発信のツールとしても活用してまいります。(もちろん日本語、英語の二カ国語対応です。)

これからもタニハタは、伝統技術を未来へつなぎ、日本の木の文化とものづくりの価値を国内外へ発信してまいります。

新カタログをご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。





タニハタ組子 新カタログ2026

工場の溝掃除を行いました

工場敷地内の溝掃除、草刈りを職人全員で行いました。
普段は製品づくりに集中している工場ですが、良いものづくりは整理整頓や清掃された環境から生まれると考えています。

溝には落ち葉や木くず、土砂などが少しずつ溜まります。そのまま放置すると雨水の流れが悪くなり、工場環境にも影響を及ぼします。
今回の清掃では、スタッフ一人ひとりが協力しながら溝に溜まった汚れを取り除き、工場周辺をきれいに整えることができました。

タニハタでは、組子づくりだけでなく、働く環境や地域環境を整えることも大切な仕事の一つと考えています。
これからも日々の清掃やメンテナンスを続けながら、気持ちの良い環境の中で、日本の伝統技術である組子づくりに取り組んでまいります。

富山の山から、クロモジをいただく

富山県黒部の山へ入り、組子座で使用するクロモジを採取してきました。

クロモジはクスノキ科の落葉低木で、日本の山に自生しています。
枝に黒い斑点模様があることから「黒文字(クロモジ)」と呼ばれるようになったと言われています。

昔から高級和菓子に添えられる楊枝として使われてきたため、「クロモジ楊枝」という名前を聞いたことがある方も多いかもしれません。
実際に組子座でお客様にクロモジのお茶をお出しすると「あのクロモジの木ね。茶道をやっているから知っているわ」と言われることが多いです。

近年では、お茶以外にも爽やかな香りを持つ精油などでも注目されています。

クロモジ採取 富山
クロモジが採取できる山です。地元の方には予め了解をもらっています。
富山 大理石
黒部では昔、大理石が採れたとのこと。その大理石は国会議事堂にも使用されているとの話しを聞きました。
クロモジの葉 
クロモジの葉は、手の平のように大きく広がるのが特徴です。
クロモジの山
かなり急勾配で登るのは大変でした。。
クロモジ伐採作業 組子座
伐採しても来年にはまた伐採できるようです
クロモジとタニハタ
余裕の笑顔ですが、実際はバテバテ。。

山を守る人。
資源を活かそうとする人。
地域の自然を未来へ残そうとする人。

そうした多くの方々の努力によって、私たちは木を使うことができています。

組子座では、組子だけでなく、その背景にある富山の自然や文化も伝えていきたいと考えています。

今回採取したクロモジは、組子座の空間づくりや香りの演出などに活用する予定です。

組子作品を見るだけではなく、
木の香りを感じて、木を飲む。

そんな五感で楽しむ体験を通じて、富山の自然の豊かさを感じていただければ幸いです。

組子座は、組子を展示する場所であると同時に、富山の森と人をつなぐ場所でもありたいと思っています。

組子座ではクロモジのお茶をお出ししております。

組子座のオープンから一ヶ月が経過しました。

組子座がオープンして、一ヶ月が経ちました。

正直、この一ヶ月は私たちにとって驚きの連続でした。
「富山駅前に店を出すというのは、こういうことなのか」と感じる場面が本当に多くありました。

毎日のように、さまざまな方が組子座を訪れてくださいます。
地元富山の方はもちろん、県外、そして海外からのお客様まで。
建築関係の方、観光で来られた方、ものづくりに興味を持つ学生の方、日本文化を学びたい海外の方など、本当に幅広い出会いがあります。

特に感じるのは、富山駅前という場所の力です。

富山は、東京から北陸新幹線で約2時間。
以前よりも「少し遠い地方都市」ではなく、「思ったより近い場所」になったのだと実感しています。

実際に、
「東京から日帰りで来ました」
「金沢旅行の途中で立ち寄りました」
「海外から来て、日本の伝統工芸を見たかった」
そんな声を多くいただきます。

そして、ただ人が来るだけではありません。
組子座には、日々さまざまな情報や出会いが集まってきます。

富山の飲食店の話。
観光や宿泊の話。
工芸や建築、デザインの話。
林業や環境問題の話。
海外から見た日本文化の話。

駅前にあることで、人と情報が自然に交差していく。
それは、工場だけではなかなか得られなかったワクワクする感覚でした。

組子座を通して、県外や海外の方に素晴らしい富山の魅力を知っていただく。
そして地元の方にも、「富山にはこんな価値があったのか」と改めて感じてもらう。

そんな場所に少しずつ近づけていければと思っています。

オープンから一ヶ月。
まだ始まったばかりですが、この場所から見える景色は、私たち自身にとっても新しい発見の連続です。

これからも、組子だけでなく、富山の文化や自然、ものづくりの魅力を発信していきたいと思います。

今後とも、組子座をよろしくお願いいたします。

組子座 富山こくさい

組子座 WEBサイト

組子座 プレオープンを終えて

4月9日、「組子座」のプレオープンを開催いたしました。
県内外からクリエーターの方々、工事に携わってくださった業者関係者の皆さま約70名の方にお越しいただきました。
改めて、この場を借りて心より御礼申し上げます。

組子座 プレオープン
組子座 プレオープン 挨拶
組子座 プレオープン 様子
組子座 プレオープン ワークショップ

会場となった組子座の空間の中では、ケータリングサービスを取り入れ、木の香りとともにゆったりとした時間が流れました。
料理や飲み物を片手に、組子のワークショップを楽しみながら、自然と会話が生まれ、人と人とがつながっていく――そんな光景がとても印象的でした。

そして、この日の大きな見どころのひとつが「おわら 風の盆」です。
おわらをコンセプトにした組子の前で舞っていただき、、伝統芸能と伝統工芸がひとつに重なる瞬間に、ものづくりを生業にするものとして深い感動を覚えました。


静けさの中に情緒が漂い、空間全体が一体となるような時間でした。
ご来場の皆さまも、その美しさに酔いしれ、深く心に残るひとときになったのではないかと思います。

「組子座」は、単なる展示や販売の場ではなく、人が集い、感じ、つながる場所として生まれました。
今回のプレオープンを通じて、その可能性を強く実感することができました。

これから4月15日の本オープンに向けて、より良い場づくりを進めてまいります。
富山から世界へ、組子の魅力と想いを発信していきます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。   谷端

タニハタが考える<組子細工の定義> 掲げました

組子という言葉が世界に広がる一方で、3Dプリンターでの樹脂素材やNCルータやレーザーカッターによる合板削り出しなど、見た目だけを模した「組子風」の製品が増えています。

美しければよいという考えのもとで本質が曖昧になれば、やがて言葉だけが残り、技術と思想は失われてしまうでしょう。
だからこそ私たちタニハタでは、組子の定義を明確に示すことにしました。  

組子細工の定義

2026年4月1日 谷端 信夫

組子座 オープンのお知らせ


このたび、富山駅前徒歩2分の場所に、組子の可能性を発信する拠点「組子座(くみこざ)」をオープンいたします。
組子座は、伝統技術としての組子細工を、現代建築や空間設計の中でどのように活かせるのかを体感いただく場です。

また、富山の自然や観光名所をモチーフとしたデザインや、曲面・立体組子への展開など、従来の組子技術を超えた木工技法も駆使した作品を設置しています。

さらに、組子座では、実がならなくなり伐採された梨の木や、昨年の熊問題で伐採された柿の木、能登地震で被災した住宅から取り出した青森ヒバなど、廃棄される寸前の素材をアップサイクルし、組子作品に作り替え、新たな価値として空間に組み込んでいます。

意匠としての美しさだけでなく、素材のストーリーや環境への配慮まで含めて設計する。
これからの建築に求められる視点を、組子を通して提案します。

県内、県外、海外の皆さまにとって、新たな素材選択や表現のヒントとなる場になれば幸いです。

ぜひ現地で、実際の質感・精度・スケールをご体感ください。

■ 組子座
〒930-0002 富山県富山市新富町1-2-3 CiCビル一階 
富山駅前 徒歩2分(南口地下通路 南二番出口横) 
TEL:076-411-6118

WEBサイト
https://kumikoza.com/

チラシ A4サイズ

組子座動画

本オープンは4月15日(水)10時 となっております。

組子の製作体験(2月)

2月5日

富山県建築士会の皆様がご来社くださいました。
富山県建築士会は、富山県内の建築士で構成される専門団体です。
研修や講習、地域連携を通じて富山県の建築技術の向上と安全・安心なまちづくりを推進されている団体です。

富山県建築士会 組子工場見学
富山県建築士会 組子工場見学 ワークショップ

今回の体験では、かなり細かいピッチの「竜胆」の文様を組んでいただきました。

ご参加いただいた皆さまからは、
「職人の技術力と精度の高さに圧倒された」
「富山にこのような素晴らしい技術があることを初めて知った」
「実際に細部まで見ることで、組子の奥深さを実感した」
といった嬉しいお声を多数いただきました。

建築の最前線で活躍される皆さまと、素材・構造・意匠について意見を交わす有意義な時間となりました。

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2月9日

京都 DENTO様のFAMツアーにて工場見学にお越しいただきました。

以前、京都のホテルに納めさせていただいた際の施工写真をお見せしたところ、なんと前夜ちょうどそのホテルにご宿泊されていたとのことでした。
すでに組子の写真も撮影されており、この偶然のご縁に大変感動されていました。

京都で伝統の魅力を発信される業者様と、地域材活用や持続可能なものづくりについても意見交換ができ、実りある時間となりました。

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2月20日

東京大学 木質材料学研究室 青木謙治先生と生徒様 20名がご来社くださいました。

昨年7月7日・8日の2日間、弊社社長と職人数名が岐阜県東濃地方のヒノキ材伐採現場および木曽ヒノキ備林ツアーでご一緒した際に、「ぜひ工場見学に伺いたいです」と嬉しいお言葉をいただきました。そのご縁がつながり、このたび弊社へお越しいただく運びとなりました。(当時のブログはこちら

まずは組子の歴史や弊社の取り組みについてご紹介させていただいた後、ミニ組子「胡麻」の製作体験に挑戦していただきました。

地組となる三つ組手では、完成までのスピードを競うべく一斉にスタート。これまでに見たことのないほどの速さで皆さん組み上げられていきました。

一方で、胡麻の葉っぱ組みはやや苦戦されるご様子も見受けられました。しかしその傍らで、先生が真っ先に完成。木の質感や構造を瞬時に手と目で捉え、組み上げられたとのことです。その様子に、学生の皆さんからも驚きの声が上がっていました。

工場見学の際も、組子の構造や木材の特性について熱心に耳を傾けてくださり、活発なご質問をいただきました。

東京大学にて木材の研究されている若い皆様との意見交換は、私たちにとっても大変学びの多い時間となりました。
今回のご訪問が、皆さんの今後の研究や将来のご活動に少しでもお役立ていただけましたら幸いです。

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杉本

2月27日

地球の歩き方様のFAMツアーにて工場見学にお越しいただきました。

地球の歩き方様は、国内外の旅情報を発信する老舗ガイドブックブランドで、近年は地域の深い魅力を掘り下げたコンテンツ制作にも力を入れておられます。
当日は製材から加工、組み上げまでの工程をご覧いただき、無垢材のみを用い木と木を精緻に組む組子の思想と技術をご紹介。
富山の森と水に育まれた素材の背景や、持続可能なものづくりへの取り組みについてもお伝えする貴重な機会となりました。

今後もこのような機会を大切にしながら、海外からお越しの皆さまにも安心して楽しんでいただける工場見学を目指してまいります。

組子の製作体験(1月)

富山国際交流機構様のプログラムの一環として、東南アジアの青年37名の皆様にお越しいただきました。
インドネシア、タイ、マレーシアなど、さまざまな国からご参加いただいています。

当日は2グループに分かれ、2回に分けてワークショップと工場見学を行いました。
今回は「竜胆」のミニ組子を製作していただきましたが、皆さんの製作スピードがとても早く、思わず驚いてしまいました。

完成後には、嬉しそうに出来上がりを見せ合ったり、ご友人同士で写真や動画を撮ったりと、和やかな雰囲気がとても印象的でした。
終了後には、展示物を背景に、自分で製作したミニ組子を手に取り、楽しそうに写真撮影をされていました。

普段なかなか触れることのない組子に実際に触れ、製作体験を通して、見ているだけでは伝わらない多くの魅力を感じていただけたのではないかと思います。また、皆さんが製作に取り組まれている最中の真剣な眼差しや、完成後に見せてくださった笑顔から、ものづくりを楽しむ気持ちや、たくさんの前向きなエネルギーを強く感じました。
この体験をきっかけに、組子の美しさが、国や文化の違いを越えた多くの方々に伝わっていたら嬉しいです。

江端

スペイン大使館で開催された特別セミナーに参加させていただきました。

東京・六本木にあるスペイン大使館で開催されたスペインのデザイナー<アンドレウ・カルーヤ氏>の特別セミナーに参加させていただきました。

セミナーの内容は、アンドレウ・カルーヤ氏が伝統的な日本の職人文化に魅せられ、日本各地をめぐって出会った手仕事の世界を紹介しており、デザイナー、建築家の方など100人くらいの方が聴講されていました。スペインの方のデザイン視点や文化的背景について語られる内容は、日本のものづくりのあり方を再考させられるものでした。これからの空間デザインや職人の働き方、日本の素材の価値について多くのことを知る機会となりました。

現代のデジタル社会に対しても疑問を呈しておられ、組子製作から出る音や香り、木の質感など人間の五感を使ったモノづくりにも重要な価値があることを教えていただき、もっと大切にして発信しなければならないと思った次第です。
今年の夏にご家族で当社に来社され組子のワークショップや工場見学を楽しんで行かれ、そんなご縁のお陰でセミナーの最後には壇上にまであげていただき、とても記念になる体験をすることができました。

小さな亀甲組子を展示していただきました。

スペイン大使館は佇まいの美しい建物でした。

今回のセミナーを通じて、素材と時間、手仕事にまつわる本質的な問いに向き合う貴重な機会を得られたことに感謝しています。

アンドレウ・カルーヤ氏 プロフィール

小学生の子供達からお便りをいただきました

先日、工場ワークショップに参加してくれた広田小学校のみなさんから、たくさんのお礼のお便りが届きました。
一枚一枚に、組子づくりを楽しんだ様子や、初めて木に触れたときのワクワクした気持ちが描かれていて、私たちスタッフも胸が温かくなりました。

木の香りや手触りを通して、ものづくりの楽しさや木材の大切さを感じてもらえたなら、これほど嬉しいことはありません。
これからも地域の子どもたちに、伝統工芸と木の魅力を体験していただける場づくりを続けていきたいと思います。

お便りをくださったみなさん、本当にありがとうございました。

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組子の設置写真が届きました (2025年 秋)

組子設置写真(9物件)が当社に届きましたのでご紹介させていただきます。



1 Canonical Ltd.様 (ロンドン)

ロンドンに本社のあるCanonical Ltd.様に、「麻の葉」文様の組子と、麻の葉ちらしシリーズの「ちぎれ雲」納入させていただきました。
ロンドンのオフィス以外にも台湾、スペインにも納入させていただきました。

https://www.tanihata.co.jp/contents/gallery/post_2624/


2  迎賓館  (タイ)

タイ・バンコクに所在する迎賓館に、当社の組子を納入させていただきました。
組子デザイン制作は、デザインスタジオ nendo様と共同で行いました。

https://www.tanihata.co.jp/contents/gallery/post_2605/


3 Hanare by Kitaohji Restaurant様 (タイ)

東京で90年以上の歴史を誇る日本料理店「個室会席 北大路」様は、東京で創業90年を誇る会席料理の名店です。
今回、タイ・バンコク店に弊社の組子を納入させていただきました。

https://www.tanihata.co.jp/contents/gallery/post_2613/


4 八芳園様(東京)

広大な日本庭園を有する東京・白金台の結婚式場「八芳園」様は東京の三大結婚場のひとつ。
披露宴会場に特注の組子を納入させていただきました。

https://www.tanihata.co.jp/contents/gallery/post_2600/


5 角川大映スタジオ 様 (東京)

株式会社角川大映スタジオ様は、日本の東京都調布市多摩川に所在する歴史ある映画スタジオです。
今回この音響スタジオに、タニハタの吉祥組子 「麻の葉」、「胡麻」文様を14枚納品させていただきました。

https://www.tanihata.co.jp/contents/gallery/post_2569/


6 四万温泉 積善館 様 (群馬)


群馬・四万温泉の静かな谷あいに佇む老舗旅館、積善館様。
美術組子の帯わけタイプの欄間と、特注の引き戸用面材を合わせて35枚、納入させていただきました。

https://www.tanihata.co.jp/contents/gallery/post_2617/


7 株式会社モトーレン阪神 芦屋支店 様 

日本らしい「和」の趣が随所にちりばめられた高級車販売店舗に、組子をご採用いただきました。

https://www.tanihata.co.jp/contents/gallery/post_2598/


8 ホワイト邸 (テキサス)

アメリカ テキサスの個人様邸に、麻の葉ちらし TAタイプ「結び風」を納入させていただきました。

https://www.tanihata.co.jp/contents/gallery/post_2638/


9 T邸 (ロンドン)

ロンドンの個人様邸に吉祥組子「帝つなぎ」を納入させていただきました。

https://www.tanihata.co.jp/contents/gallery/post_2643/

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●組子施工写真集 一覧  https://www.tanihata.co.jp/contents/gallery/



2025年は海外および大口物件の納入が大幅に増えた年でもあります。

デザインも手の込んだものが多くなり、製作納期や打ち合わせにかなりお時間をいただくことが増えました。

この傾向は来年も続くと思われます。

当社の組子製品の購入を検討されているお客様は、お時間に余裕を持っていただくと大変助かります。

来年も引き続きよろしくお願いいたします。   谷端

組子の製作体験(11月)

11月7日
富山市立北部中学校の生徒さん12名が来社されました。「自分たちの知らない富山の魅力を発見する」というテーマのもと、
グループに分かれて市内の事業所や施設を巡る授業の一環として、今回弊社にお越しいただきました。

なんと数年前に広田小学校の工場見学で当社を訪れたことがある生徒さんが一人おり、「とても懐かしいです」と話してくれました。
こうして再び訪ねていただけたことを大変嬉しく思います。

11月18日
観光庁・JNTO観光招請事業として、米国メディアのFAMトリップにてタニハタに来社いただきました。
伝統文化や工芸体験中心のツアー内容になっており、鋳物製作体験や木彫り彫刻体験、和紙すき体験をされるご予定です。

この日はNHKさんの取材があり、その日の夕方には見学の様子が放送されました。
今年は海外から組子細工の問い合わせが驚くほど増えました。
来年も一人でも多くの方に組子の素晴らしさを伝えてまいりたいと思います。

組子製作動画を3点 アップしました

組子づくりの過程で生まれる小さな端材やかんなくず。
タニハタではそれらを「捨てるもの」ではなく、「次の命を吹き込む素材」として見つめ直しました。
貴重な木材を大切にしたい・・そんな職人達の思いから誕生したのが、ヒノキの香りを活かした天然アロマスプレーです。
その製作動画が完成しました。

https://www.youtube.com/watch?v=qgaO5u6HDMc

大トロのようなヒノキの一番良い部分を使ったアロマスプレーとなります。

”木を、最後の一片まで美しく使い切る”  それがタニハタのものづくりの基本姿勢。
廃材ゼロをめざしてこれからもいろいろ工夫して参ります。

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満開の桜よりも、むしろ散り際のはかない美しさを愛する日本人の感性を、 天然木と麻の葉文様のバリエーションを散りばめることで表現した、タニハタのオリジナル 組子シリーズ「麻の葉ちらし」。

製作動画 アップいたしました。

https://www.youtube.com/watch?v=lpTSFchYrko

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ホテルのエントランスやラウンジ、客室の間仕切りなどに使用されてきたタニハタの美術組子。
品格ある日本の美を全世界のホテルにお届けしてまいりました。

製作動画 アップいたしました。

https://www.youtube.com/watch?v=arDE24QLvjI


組子の写真が掲載された「入試過去問題集」が届きました

昨年、島根県の高校入試(数学)で伝統木工技術「組子」を題材にした問題が出題されました。その問題にタニハタの「麻の葉組子」の写真が使用されました。ベネッセさんからその時の問題が「入試過去問題集」として発行されて本日届きました。

このような問題が出題されたことは、私達伝統工芸を生業とするものにとって本当に嬉しく、ありがたい出来事でもあります。
「組子って何だろう?」 この問題を読んで一人でも多くの若い方に組子の素晴らしさを知っていただけたら嬉しく思います。

組子の製作体験(10月)

富山市立広田小学校5年生2クラス( 52名様)が、『地域の仕事・工芸を知ることで、地域愛や将来の地域貢献に繋げる』ことをテーマに、工場見学と組子の製作体験にいらっしゃいました。
昨年、弊社に来社した兄弟にお勧めされて、見学したいと声が上がったと聞き、大変嬉しく思います。

工場見学では、ご案内する一つ一つに対してとても興味を示してくださり、工場内に活気ある元気な声が響いていました。
鉋体験では、やってみたいと積極的に手を挙げてくれていました。

製作体験では『竜胆』のミニ組子を作っていただきました。
いち早く完成した方が自ら席を立ち、友達に教えて回っていた姿が印象的でした。

帰路では組子の話で盛り上がっていたと、先生から伺いました。
スマホの画面では受けて取ることのできない木の匂いや感触、音を、身体いっぱいに感じ体験することで、五感を刺激し養っていって欲しいと願います。                                                             登坂                  

                                              ※写真は学校の了承を得て掲載しています。

ひのき材 ホワイトペレットの販売につきまして



二週間ほど前まで半袖で仕事をしていたのが嘘のように朝晩寒くなってきました。

ペレットの問い合わせも増えてきました。

タニハタでは今年もペレットストーブ用のひのき材ホワイトペレットの販売を開始いたします。
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タニハタでは、組子加工に伴い、そこから発生するオガクズを小さな木のつぶに圧縮加工(ペレット化)する機械「ペレタイザー」を2020年秋に導入いたしました。

富山の冬は寒く石油ストーブで暖を取る、というのがあたりまえでしたが、このペレタイザーとペレットストーブの組み合わせで、昨年の冬は石油ストーブを一切使用しませんでした。

ペレット燃焼時に出る二酸化炭素は、木が成長する際に吸収した分の二酸化炭素なので、 石油のように大気中の二酸化炭素を増加させることがない脱炭素社会にマッチしたバイオマス燃料です。(タニハタでは地球温暖化対策を進めており、化石燃料を使用しないモノづくりを実践しています。)

冬以外の時期に太陽光エネルギーで製造した「ひのきペレット」をこれからの寒い季節に工場にあるペレットストーブ(8台)の燃料として使用するのですが、当社のストーブだけではすべて使い切ることができませんので、一般の方にも一部販売しております。

詳しくは下記をご覧ください。
タニハタ ヒノキ材ペレットの販売につきまして

ひのき 杉 ホワイトペレット 販売
不純物の少ない「ホワイトペレット」を製造しています。 主原料は組子用のひのき材と杉材となります。
ペレットストーブ用燃料 販売 ペレット
工場の中には、ペレットストーブが8台あります。石油ストーブは一切使用していません。
ペレット 燃料 販売 安い
1袋=10キロ 
ペレット まとめ買い 富山県
10キロ入の袋が35袋入った状態でお届けします。
ペレタイザー 工場
工場の中にペレットを作る機械「ペレタイザー」を2020年導入しました。

モノづくり職人が集う、クラフトフェア「ツギノテ」に参加しました。

10月18日(土)・19日(日)の2日間、富山県高岡市の高岡中央駐車場で開催されたクラフトフェア ツギノテ に参加しました。

このイベントは、「ものづくりの出会いをつなぐ“継ぎの手”で、ものづくりを未来へつなぐ“次の手”に」というコンセプトのもと、全国各地のクラフト作家や職人が集う熱気あふれる催しです。昨年は弊社代表がゲストスピーカーとして講演に登壇し、今年は会社としてブース出展という形で参加しました。

弊社として国内の物販イベントに参加するのは約25年ぶり。出展に携わった職人の多くが初めてのイベント経験でした。
組子の製作過程で出る端材やアウトレット品の販売に加え、亀甲の地組に好きなパーツをはめ込む「ミニ組子ワークショップ」を開催。
事前準備から当日の運営まで、話し合いを重ね、「組子をより多くの方に知っていただくこと」を目標に臨みました。

迎えたイベント当日、開場の10時前の受付には、多くの方々が列をなし、最後尾がみえないほどでした。
開場直後から、会場全体に盛り上がる声が広がり、弊社ブースも想像以上の盛況ぶり。「きれい!」「木の香りがいいですね」といった声が多く聞かれ、組子を初めて手に取る方も、もともとご存じの方も、皆さま笑顔でブースを楽しんでくださいました。「どうやって玄関に飾ろうかな?」や、「どのデザインが素敵だろう…」といったご質問に対し、職人たちも一緒に考えながら、普段あまりないお客様との直接の会話を楽しみました。

ワークショップでは、好きな文様や木材を選んで“自分だけの組子”を作っていただく体験をご用意しました。
お子さまから大人の方まで幅広くご参加いただき、中には「会場で他の方が持っているのを見て、自分も作ってみたくなりました」とおっしゃる方も。組子の魅力が人から人へと広がっていくのを感じ、私たちにとっても嬉しい瞬間でした。

2日間を通して、弊社ブースには多くの方にお越しいただきました。
ツギノテ全体でも過去最多の来場者数を記録したとのことで、作り手としてその熱気の中に立てたことは貴重な経験となりました。
約25年ぶりの出展で手探りの部分もありましたが、今後につながる課題や学びも多く得られ、非常に有意義な時間だったと思います。

何より、ご来場いただいたお客様、出店している企業の方々、ツギノテ実行委員会の方々…富山の地で「手仕事のチカラ」を信じ、未来へとつなごうとする多くの方々に出会えたことが、私たちのものづくりへの想いをさらに強くしてくれました。来年度のツギノテは、さらにパワーアップして開催されるそうです。私たちもその熱に負けぬよう、日々の仕事に真摯に取り組んでまいります。  

杉本

           

大阪・関西万博で感じた「伝統工芸の未来」

世界中から注目を集めた大阪・関西万博が閉幕しました。
今回、タニハタの組子細工は<サウジアラビアとの伝統格子 共同製作><林野庁主催のWood Change2025> 2つのイベントに参加させていただきました。

どちらも「伝統」と「未来」を結ぶ挑戦であり、私たちにとって貴重な学びの機会となりました。



サウジアラビア館の前で記念撮影

サウジの木工アーティスト Ahmad Angawi 氏とともに、日本の「組子」とサウジの伝統格子「Mangour」を融合させた作品を公開製作しました。
素材には日本のヒノキや杉を用い、アーモンドの花をモチーフとした文様を、両国の職人が丁寧に組み上げていきした。

文化も宗教も異なる国同士が、木という素材を通じて心を通わせる——まさに「手仕事の力」が国境を越える瞬間でした。


次回の万博開催国でもあるサウジアラビアとの協働を通じ、伝統工芸が国際的な対話の場となり得ることを強く実感しました。
Ahmad Angawi 氏とは、これからも協力して世界に向けて新しい組子世界を発信していきます。



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林野庁主催の「Wood Change 2025~使おう、日本の木~」では、能登半島地震で被災した氷見市の古材を再生し、組子アート作品「日本の秋・いのち」を展示しました。
解体家屋から救い出された木材に新たな命を吹き込むこの試みは、単なるアートではなく、地域再生へのメッセージでもあります。

木の香りや質感、光と影が織りなす温もりを通して、来場者の方々に「木と生きる豊かさ」や「資源を大切にすることの尊さ」を感じていただけたのではないかと思います。

伝統技術を持つ者として、環境や地域社会とどう向き合うか——その問いをあらためて胸に刻む展示となりました。

今回の2つのプロジェクトを通して、「伝統工芸は過去の文化ではなく、未来をつくる技術である」という確信を得ました。
国際的な舞台で伝統の価値を再発見し、環境と調和したものづくりを続けることこそ、これからの工芸に求められる使命だと感じています。

万博という世界の交差点で得た学びを胸に、タニハタはこれからも「木」と「人」と「文化」を結ぶ新しい挑戦を続けていきます。

森を育てる伐採-動画をアップしました

今年の7月、岐阜県の東濃ひのきの森に行ってきました。
その時のひのき伐採の様子を撮影し、オンライン動画としてアップいたしました。

500年近く続いている森を次の世代に繋いでいくにはどうすればいいのか・・
組子屋としてできることは限られますが、木材の素晴らしさ、林業の大変さ、木の持つ重要性を一人でも多くの方に知っていただけるよう世界に向けて発信すること。
これからも続けていきたいと思います。

森を育てる伐採 外部リンクへ
https://www.youtube.com/watch?v=KO24jgEks8Y


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