タニハタブログ Blog

組子らんまを作る会社<タニハタ>の日々の出来事、その思いをブログで綴ります。

「富山市で学ぶSDGs教育旅行」のパンフレットに掲載されました。

タニハタの工場がある富山市では「SDGs」をテーマとして勉強する学生に向けて教育旅行に対応する旅行商品化を目指しています。
タニハタは、SDGsの先進的な取り組み会社として選ばれており、今回「富山市で学ぶSDGs教育旅行」のパンフレットに掲載されました。

SDGs 工場 ものづくり 地球温暖化問題に取り組む
SDGs タニハタの取り組み 環境保全

内閣府は、SDGsの達成について、優れた取り組みを提案する自治体の29都市を「SDGs未来都市」とし、特に先導的な取組の10事業を「自治体SDGsモデル事業」として選定しています。

富山市は、2018年6月15日「SDGs未来都市」「自治体SDGsモデル事業」の両方に選定されおり、住みやすい環境づくりに積極的に取り組んでいます。

一歩一歩ではありますが、タニハタも<組子づくり>を通して地域、社会に貢献してまいりたいと思っています。

新しい組子「麻の葉ちらし」につきまして

3月26日よりホームページ、カタログ共に新しくなりましたが、新しい組子製品も取りそろえております。

2年前に販売を開始した組子「麻の葉ちらし」シリーズ。6タイプだけのトライアル的な販売方法でしたが
評判が良く、大幅に種類を増やして販売することとなりました。

従来の6種デザインから18種に変更、各デザインに3つのグレードを設けました。
合計54種のデザインから空間や御予算に合わせてお選びいただけます。

詳しくは「麻の葉ちらし」ページへ

「 麻の葉ちらし」は、春夏秋冬、花鳥風月にみる日本の美と自然がテーマ。

各デザインは、「空」「花」「風」「雲」「川」「雪」など自然をイメージしたデザイン(デザイン名)になっております。

日本各地には、上記をコンセプト、キーワードにした製品、特産品、名所など存在します。
「麻の葉散らし」を空間に効果的に使用いただくことで、上記のブランディングをより磨き上げてPRすることも可能になります。

もちろん住宅やマンションなど新しいタイプのインテリアとしてもご使用いただけます。
設置写真も少しずつ増えていますので、またホームページ上で設置例を発信させていただきます。

組子 麻の葉ちらし タニハタ
組子 麻の葉ちらし タニハタ 住宅
組子 麻の葉ちらし タニハタ リビング
組子 麻の葉ちらし インテリア 日本

2年ぶりの入社式を執り行いました。

2021年4月1日。
新しい年度が始まり、タニハタでも新しい職人一名(20才)の入社式を2年ぶりに執り行いました。
高校を卒業してから、職人学校で2年間建具技術を学んできたので即戦力の新人です。

タニハタ入社式 組子職人
ものづくり 伝統工芸 職人
谷端信夫

一昨年、2週間ほどインターンシップで組子の仕事をしてもらったのですが、終了時間を一時間過ぎても
「この仕事を片付けてから帰ります」と仕事を続ける一生懸命な姿に心をうたれて、私の方からお願いしました。

「社会人としての初心、お世話になった方々への感謝の気持ちを忘れず、共にがんばっていきましょう。」
そんな感じでお話しさせていただきました。

今年はコロナ禍ということで感染予防対策を徹底しよう・・・そんな雰囲気ですので
歓迎会を開催するか迷いましたが、お昼の食事時間を利用して40分ほどだけ工場ショールームで行いました。

女性職人 工場
富山の食事
神奈川県出身ということで、富山名物ホタルイカや昆布締めのお刺身、筍ご飯など富山ならでは折り詰めを用意させていただきました。
タニハタ 新人 組子職人

仕事中ですのでノンアルコールビールで気持ちだけ乾杯。
ささやかな歓迎会で申し訳ない感じでしたが、立派な組子職人になれるよう全員でサポートしていきたいと思います。

組子製作に<自社消費型の太陽光電力>を使用します

タニハタの工場屋根に載せた太陽光パネル、今日から発電開始です。20KW分のパネルですが「売電」ではなく、すべて自社工場内で組子製作に使用します。
6年前に載せた30KWは売電方式でしたが、今回載せた20KWは、自社内消費型です。新たに追加しました。
雪国でもある富山市の日照時間は全国的に見ても低く「太陽光発電には向いていないのでは?」とよく聞かれます。
6年間太陽光を計測した結果、雪国でも問題なく発電して組子製作の電力に使用できる、ということがわかり昨年の夏から準備してきました。
タニハタでは昨年の9月水力発電由来の電力契約に切り替えましたが、数字上だけではなく、実際にCO2削減を目指して行動していきたいと思っています。 地球温暖化の問題に社員全員で取り組んでいます。




脱炭素 地球温暖化問題 ものづくり工場

組子サイト リニューアルのお知らせ

タニハタが初めてホームページを制作したのは1996年。それから四半世紀が経過しました。
当時はパソコンからの閲覧が100%でしたが、現在では約半分の方がスマホやタブレットからの流入となりました。
時代に合わせて、もっと快適にタニハタの組子サイトを見ていただけるようスマホに最適化したサイトレイアウトに今回大きくリニューアルいたしました。



また、新しい組子総合カタログも完成いたしました。
全128ページ。 見応えのある組子カタログになっております。
下記からお気軽にカタログ請求可能です。
個人の方
建築関連のお客様
(業者登録後、業者ページから資料請求ください)

タニハタ組子欄間 名称変更のお知らせ

弊社で取り扱いしております「組子らんま」の名称を変更いたしました。

旧名称                      新名称
組子欄間//組子らんま        →     吉祥組子(きっしょうくみこ)
(アジアの吉祥文様18種)

※来週完成する「タニハタ組子総合カタログ」では下記のようにタニハタの組子を3つのタイプに分けております。

タニハタの組子欄間 全種類


麻の葉や桜柄、七宝や胡麻などの定番柄は「吉祥組子」のカテゴリーの中に入ります。
不明な点などございましたらお気軽にお問い合わせください。
076-441-2820 タニハタ

組子 在庫品の納期につきまして

3月の年度末ということで、「至急、製品を納入してほしい」というお客様が増えております。当社では、受注生産システムを採用しておりますので、最低でも納期が20日~ ほどかかります。
ただし、下記の製品につきましては、半製品で在庫しております。

●タニハタの在庫品の納期につきまして

※下記の製品に関しましては、半製品で在庫しております。ご注文を受けてから(枠材を付けて)約7日ほどで出荷可能です。(3月20日現在。在庫数により納期は変わりますのでご注意ください。)

組子らんま 麻の葉 TN-101
材質:ヒノキ 源平材

麻の葉 組子 在庫品

組子らんま 三つ組手 TN-116
材質:ヒノキ 源平材

三つ組手 組子 在庫品

どれも1200ミリ×2400ミリ以内のサイズになります。

ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。

フリーダイアル 0120-41-2872
お問い合わせページ https://www.tanihata.co.jp/contact/contact.htm

「全国中小企業クラウド実践大賞」において奨励賞を受賞しました。

株式会社タニハタは、この度「全国中小企業クラウド実践大賞」において奨励賞(IT顧問化協会賞)を受賞しました。

タニハタでは新規の建築業者様でもネットでスムーズにお取引できることを目指して、2000年より独自のデジタルシステムを整えています。

その取り組みが評価されて
2006 年  「経済産業賞  IT 経営100 選 最優秀企業賞」
2010年  「経済産業省 中部IT経営力大賞  優秀賞」

IT関連の賞を2度受賞しております。

今回10年ぶりにデジタル系の賞を受賞させていただきました。

大会は書類審査の後、11月25日大阪大会(近畿総合通信局長賞受賞)、そして1月28日全国大会(東京)に進み審査が行われました。(新型コロナウイルス緊急事態宣言に伴い、急遽オンラインで行われました。)

コロナ禍のニューノーマル時代に向けて、会社の大きさを問わずDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進が急務となっています。今回の受賞を励みにこれからもタニハタでは<組子の技術力>、<デザイン力>の高みを目指しながら、<業務のデジタル化>を進めて参ります。

ものづくり DX 伝統工芸

本日より通常業務となります。

年末年始の休暇も終わり、タニハタでは本日1月5日(火)より通常業務となります。
(富山本社、東京ショールーム、大阪ショールームすべて営業開始となります。)

新型コロナウィルス第3波の影響で東京周辺は緊急事態宣言が発令されるようですが、今のところ全店そのまま営業の予定です。

工程の方も1月はかなり混み合っておりますが、コロナの影響により納期がない緊急のご注文が増えています。
組子製品はほとんどが、ご注文を受けてから製作を開始する「受注生産品」ですので極力納期をみていただけますと助かります。

お客様には大変ご迷惑をおかけしますが、何卒ご了承いただけますようお願い申し上げます。
谷端

新年あけましておめでとうございます。


新年あけましておめでとうございます。
新型コロナウイルス感染症の終息を願い、少しでも社会が明るい1年となりますよう
お祈り申し上げます。
皆様、本年もよろしくお願いいたします。
谷端信夫

2021年の予定につきまして

本日12月26日をもちまして年内の営業を終了させていただきます。
コロナ禍でいろいろ大変な年ではありましたが残業時間が減った分、昨年まで手を付けることができなかった新製品の開発、課題の取り組みに集中することができました。そういう取り組みの中で若い職人達の成長が見られた年でもありました。

もうひとつ、ユネスコで日本の「伝統建築工匠の技」が無形文化遺産となり、木製建具の分野も選ばれるという明るいニュースが年末飛び込んできました。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQODG173KG0X11C20A2000000/

私達が当たり前にやってきたことが、実は世界規模で守られること・・だったと気づかされて職人達の大きな励みになりました。

攻めの気持ちを忘れずに来年はより進化して、新しい組子づくりに挑戦したいと考えております。

多くの皆様からご支援を頂戴し、無事に年末を迎えることができました。
お取引先皆様には心より御礼申し上げます。

新年は1月5日より営業開始の予定です。
皆様どうぞよいお年をお迎えくださいませ。

谷端信夫

富山商工会議所様に組子を設置させていただきました。

富山商工会議所様一階入り口にタニハタの組子<麻の葉ちらし>を設置させていただきました。真ん中のヒノキ材プレートにはこの建物の耐震補強工事で寄付された約150件の社名を入れさせていただきました。プレートは、後から追加できるよう簡単に取り外しできるようになっています。組子と照明は相性がいいのでこれからこの組み合わせをもっとPRしていこうと思います。

富山商工会議所 組子 プレート

組子社名プレート 富山商工会議所

12月出荷分の受注を締め切りました。

今年も残り三週間ほどになりました。
年内出荷分の受注を締め切っておりますのでご注意ください。

年末年始の休暇は12月27日~1月4日までになります。
(1月5日より営業開始予定です。)

今年は新型コロナウィルスでいろいろ大変な年ではありましたが、おかげ様で雇用調整することなく、同じメンバーで新しい年を迎えることができます。
取引先様から沢山のご配慮、ご注文、お心づかいも頂き心より感謝致しております。
入社数年の若い職人達も育ってきており経営者として大変心強く感じた年でもありました。

来年も職人達と共に精進していきたいと思っております。
新年までまだもう少しお時間がございますが、引き続き皆様よろしくお願いいたします。

谷端

組子製作 職人 葉っぱ製作富山のものづくり 組子職人タニハタ 組子職人 ものづくり組子職人 女性 ものづくり タニハタ組子職人 女性 ものづくり タニハタ組子細工製作 工場 富山 

工場にペレットストーブを設置しました。

先日、おがくずからペレットをつくる<ペレタイザー>という機械を導入しましたが、それに伴いペレットストーブも工場内に4台設置しました。

ペレットストーブはヨーロッパを中心に普及している木質バイオマス燃料の暖房器具です。
薪ストーブとの最大の違いは、安全で手軽なこと。
ファンヒーターのように使用時の火力調整や燃料供給がやりやすく、煙もほとんど出ないとうメリットがあります。
朝一度だけ上部のタンクにペレットを入れると、夕方まで燃焼しつづけます。

木を細かく砕いて圧縮した非化石燃料である小さなペレットを燃料として使うため、地球温暖化対策に貢献する装置として環境問題の面から注目されています。

しかし、ペレットは結構重量があり、それを確保するのは結構大変なのですが、タニハタではペレットそのものをつくる機械を工場に導入して、それを冬場の燃料として使用することにしました。

(CO2を排出する灯油ストーブをすべて撤去。)

北陸の冬は厳しく、灯油系の暖房器具がないと乗り越えることは難しいのですが、今回のペレット暖房4台(+薪ストーブ1台)でかなり希望が見えてきました。

環境に負荷をかけない組子づくり・・・目指していきたいと思います。

ペレットストーブ 環境問題 SDGs 工場暖房

奈良県吉野杉の産地へ 

吉野杉で有名な奈良県川上村まで職人達と研修に行ってきました。
富山から奈良県川上村まで6時間ほどかかりますが、コロナ禍のために列車は利用せずにチャーターバスにてピンポイントの日帰り研修となりました。
タニハタ社員旅行 吉野杉見学
朝4時に工場を出発。バス車内からみるハロウィンの満月。。

午前10時に到着。
向かい側の山は広葉樹の森。紅葉で色づいていました。

私達が見学した場所は、バスから歩いて5分くらいの場所で比較的山の傾斜も緩い場所でしたが、通常は傾斜40~45度ほどの場所に木を植えるとのこと。危険と隣合わせの仕事場です。
タニハタ社員旅行 職人 ものづくり見学

タニハタ 組子職人 ものづくり見学

針葉樹の林ですので、広葉樹のように色づいた葉ではありませんでしたが、綺麗に手入れされた杉と杉の合間からの木漏れ日が射して、凜とした美しさがありました。

吉野杉 地球温暖化対策 気候変動問題

今回は、120年ものの吉野杉を伐採するところを見ることができる・・ということで職人一同大変楽しみにやってきました。

吉野杉見学 富山のものづくり 組子職人
聞き逃さないようにようにメモ。。

吉野杉見学 富山のものづくり ひのき伐採

吉野杉は「密植多間伐」(みっしょくたかんばつ)とよばれる方法で杉を育てます。

「みっしょく」とは、一ヘクタールの場所に約一万本の苗木を密集させて植えます。この方法で植えると木が横に広がらず、木がまっすぐ上へ上へと伸びます。(木は生き物なのでたくさんで競争することで日光に当たるために生存競争するそうです。)

たくさんの苗木は、2年ほどで最初の間伐(良い木だけを残す)を行い、その後5年、10年と間隔を延ばして最終的には1%(100本だけ)残すそうです。長い時間をかけて手間をかける仕事です。。こんな風に何度も間伐や枝打ちを繰り返すことで、節が少なく木目が細かくなり、上から下まで幹が同じ太さになり、丈夫な木が育つとのこと。

今回伐採した杉は120年前に植えた木ですが、その時の記録が今でも残っており、その記録を元に伐採計画を立てるのだそうです。ちなみに室町時代から植林が始まって以来、この制度は500年続いているとのこと。(18代続いているそうです)

自分が植えた木が製品になるところをみることができない(孫やその子にその仕事を託す)気が遠くなる伝統の製品づくり。日本が誇る林業です。

この地域(川上村、黒滝村、東吉野村)には山守(やまもり)という木を管理する制度が残っており、村民達がこの制度を担っているのですが、1500人もいた山守が、現在では15人だけとのこと。安い外国産の木材の普及で引き合いがなっているという現実があるようです。外国産の木材を使っている日本の住宅・家具メーカーにはぜひ国産木材に切り替えてもらいたいですね。

(ちなみにタニハタは2018年8月に国産材使用率が100%になりました。そのうちヒノキ材が約七割、杉材が約三割ほどです。吉野材は二割前後の使用量です。)

ところで私達建具屋は「天然木」と「人工木」では「天然木」の方が貴重で良いもの、という意識が働きます。(天然木には秋田杉、屋久杉、青森ヒバなどがあります。)しかし、「人が手をかけて育てる人工林だからこそ良い木材になる」と自信をもって話しをされる姿をみて人工林に対しての意識が大きく変わりました。

午前、山で木の伐採を見学したあと、午後は吉野川の川下にある製材会社を見学いたしました。

吉野杉見学 富山のものづくり 川上村 奈良

木は標高500メートル~くらいの場所で育ちますが、それを細かく挽き割る作業(製材する場所)は山の麓(川下の里)になります。今ではヘリコプターやトラックで木を運びますが、それらがない時代は、「川・水運」を利用して里まで木を運びました。吉野に限らず、今でも川沿いに製材業者が多いのでそんな理由からです。

吉野杉見学 タニハタ 組子職人

吉野杉伐採見学 タニハタ 組子職人

吉野杉伐採見学 タニハタ 組子職人 切削

木の直径、長さ、材質に応じて人の目で確認しながら選別、加工を行います。

機械を操作して製材する人を「ハラオシ」、カットした木材を受け取る人を「ハナトリ」というそうです。こういうところは我々組子職人の世界と同じで長い経年がものを言う世界のようです。木を人の目で選別しながら少しでも良い材料がとれるように製材を行います。
吉野杉見学 タニハタ 組子職人 視察

整然と綺麗に並べられた製材品。 杉材とヒノキ材が並んでいます。

吉野杉伐採見学 タニハタ

真っ直ぐで目の細かい木目。色も綺麗で節もなく、これぞ吉野杉、という感じです。

今回は 奈良県庁 奈良の木ブランド課の方達のおかげで実現しました。(こういう部署があるところがすごい!)

持続可能な循環型社会の構築が、現在必要とされていますが、目先だけみると「木を伐採する」という行為は、二酸化炭素排出量削減で考えるとNGの行為ですが、「木を伐採した後に植林し時間をかけて適切に木・林を管理し続けるシステム」を守ることは、地球温暖化を食い止めるために大変重要なことです。
こういう日本の林業システムが減少し、森林が破壊され減少することが問題です。(昨年の千葉の台風被害でも大きな問題になりました。もちろん杉花粉の問題も。)

私達日本に住む木工業者は、海外産の木材ではなく、日本の木材を使い、山で大切に育てられた木材を無駄なく使用し、いつまでもお客様に大切に使ってもらえる製品づくりを続けること。それを実行し継続して続けること。木を守るためには、吉野のような日本の林業システムを守る、という我々加工業者の強い意識も必要かと感じました。タニハタは社員数20人の小さな会社ですが、微力ながらアピールしていきたいと思います。

帰りは、日本最古の木造建築「法隆寺」を見学して帰りました。
吉野杉伐採見学 タニハタ 法隆寺へ

私達が製作している「組子」の原点もここにあると思っています。

万字崩しの格子、枡格子、筬組子・・・何度も来ていますが、いつもいろいろな発見があります。(今回は建築に詳しい説明員の方を事前にお願いしていました。)
法隆寺見学 タニハタ社員旅行
法隆寺見学 タニハタ 組子職人 法隆寺見学 タニハタ 組子

1本1本の太い柱に驚いていたら説明員の方が「一番下の写真のように太い木から何本も木を削りだすんですよ」と言われてびっくり。太い木は真ん中の芯の部分が腐りやすく問題がでやすいので柱としては避ける、とは聞いていましたが。。

大工道具もまだまともにない頃のモノづくり・・・1400年前の職人の心意気を感じながら奈良を後にしました。

(富山到着23時30分になりました。早朝見た満月がまた出ていました。)
先週の高山研修も含めていろいろ考えることが多い研修でした。

吉野杉伐採見学 タニハタ 組子

吉野杉 タニハタ 組子職人 ものづくり

木質ペレット製造装置「ペレタイザー」を工場に設置しました。

組子製造に伴い、端材や切削クズ、オガクズなどが大量に発生します。
20年ほど前まではこれらを「ゴミ」として処分していましたが、このおがくずも貴重な限られた天然資源、という考えの元でタニハタでは畑に蒔く肥料などにしてきました。本来ならば、おがくず(切削粉、木粉)をそのまま薪ストーブで燃料として有効活用できればいいのですが、そのまま使用するとボコボコ・・と表面だけが焦げていき熱量があまり上がりません。また、おがくずを投入する際<火の粉>の状態になり、危険な状態にもなります。

そこで今回、新たに「ペレタイザー」という機械をタニハタの工場内に導入しました。

上部にあるタンクにおがくずや切削クズを入れると<ペレット>と呼ばれる小さな木の固形物に圧縮加工されます。(接着剤などは使用していません)

おがくずをペレットにすることでペレットストーブの燃料として工場の暖房に使用することが可能になります。
地球温暖化の元である二酸化炭素を発生する石油を使わないように・・・今年から冬の工場の暖房は、水力、太陽光以外にバイオマス由来の燃料に変えます。(バイオマス:太陽光や水力、風力のように動植物性の再生可能な資源)
脱炭素社会に向けて一歩一歩進めていきます。

ペレット 工場燃料 ものづくり ペレタイザー
おがくず有効利用 脱炭素社会 CO2削減 バイオマス燃料

小学生の「図画 工作」教科書に組子の写真が掲載されました。

4年前、中学生向けの数学教科書にタニハタの組子が掲載されたのですが、今回は小学生向けの教科書にうちの組子「七宝」が掲載されました。
(タニハタの社名も裏表紙に入れていただきました。)

タニハタ組子 教科書掲載うちの職人が今年の春に「娘の使っている教科書にうちの組子がでていました!」と嬉しそうに教科書を持ってきてくれましたが、市販されている一般雑誌などと違い、教科書に掲載されるケースが少ないのでこういう事例はやっぱり嬉しいですね。

日本の子供達の教育にささやかでありますが、うちの組子が役立っていると思うとまたやる気も湧いてきます。ありがたいです。

職人達と「飛騨の家具フェスティバル」へ

国内屈指の家具産地である飛騨高山。
富山から車で約2時間の場所にあります。
匠の伝統と技を受け継ぎ、飛騨では今も家具が作られています。

その飛騨高山では年に一度家具フェスティバルを開催しており、
高山市内に点在するメーカーのショールームや稼働中の家具工場の中が見学できる、
との話しを聞いて職人達と勉強がてら行ってきました。

飛騨の家具フェスティバル見学 組子 タニハタ曲げ木家具で有名な飛騨産業さん。
木取り作業ですが、大きな音から耳を保護するためにイヤーパッドを装着されていました。職人の体のことを大切にしている社風が感じられます。

飛騨の家具フェスティバル見学 飛騨産業様大きな集塵機。集めた木クズはボイラー室で燃料として使用されています。太陽光発電も行われており、脱炭素を意識したモノづくりが行われていました。

飛騨の家具フェスティバル見学 飛騨産業工場たくさんの備品や部材も整理整頓されています。素晴らしい!
飛騨の家具フェスティバル見学 飛騨産業 曲げ木女性の職人も多く、力作業もスムーズにこなしていたのが印象に残りました。

飛騨の家具フェスティバル見学 タニハタ

飛騨の家具フェスティバル見学 組子を面材に使った家具も数多く出品されていました。

飛騨の家具フェスティバル見学 タニハタ職人町の中ではあちらこちらで家具の展示会が行われていました。
展示品は家具が中心でしたが、組子に通じる木工技術も多く、うちの若い職人達も熱心に見ていました。

飛騨の家具フェスティバル見学 tanihataコロナで工場に籠もりがちな日々が続いたので職人達もリフレッシュできたようです。高山も町並みを美しかったです。

飛騨の家具フェスティバル(10月28日まで)

東京、大阪ギャラリー <麻の葉組子プレゼントキャンペーン>開催

大阪組子ギャラリーがオープンしてから半年が経過しました。
2020年3月5日がオープン日だったのですが、ちょうどコロナ禍の緊急事態宣言と重なり、本格的に稼働したのが6月に入ってから。6月以降少しずつではありますが、来店される方も増えてきております。

3月の開店時に小さなイベントを開催しようと考えていたのですが、コロナ禍でできずじまいでしたので、今回オープン半年を記念してキャンペーンを開催することにいたしました。

大阪、および 東京ギャラリーにお立ち寄りいただいたお客様に当社のミニ組子(麻の葉)をプレゼントさせていただきます。

タニハタ ミニ組子 麻の葉

数量限定につきプレゼントの条件は下記になります。

1 簡単なアンケートにお答えいただくこと。(所要時間1~2分ほど)
2 一世帯1個のみプレゼント

プレゼントご希望の方は必ずギャラリー見学後、お店のスタッフに「組子キャンペーンに参加したい」とお声がけください。

用意したミニ組子がなくなり次第、キャンペーンは終了となります。

キャンペーンは10月28日から開催となります。
製品の購入を検討されている方はぜひこの機会をご利用ください。

ギャラリー住所はこちら

※富山工場では行っておりませんのでご注意ください。

ヒノキ、杉の買い付けに行ってきました。

久しぶりに木曽近くまで行ってヒノキ材、杉材の買い付け(競り)に行ってきました。
杉 ヒノキ 檜 組子材料 タニハタ

朝5時に富山を出て、9時に現地到着。
大きな倉庫内には、たくさんの木材が並んでいますが組子に使用できるヒノキ、杉の量は限られます。
この木材の中から色、木目の素直さや細かさなど時間をかけて吟味して、うちの組子に適したものだけを競り落とします。杉 ヒノキ 檜 組子 買い付け

杉、ひのき、神代杉・・・かなり上質の材料を競り落とすことができました。こういう時は木工業者として幸せな気分になります。
林業関係の皆様に感謝・感謝。

他の材料をみていると・・・

「屋久杉」がたくさん並んでいました。ちょっと驚きです。
杉 ヒノキ 檜 組子材料 屋久杉購入

屋久島に自生する樹齢1000年以上の「屋久杉」はもう伐採することができませんので市場にたくさん並ぶことは珍しいです。

(屋久杉は厳しい管理をされていますので、伐採どころか山から運び出すこともできません。今並んでいるものは、規制が入る前から地元の木工業者が在庫していたものになります。)
組子材料 屋久杉購入

天板として使うには厳しいですが、細く挽き割る組子の材料としては問題ありません。木目もかなり細かいものばかりです。
写真の屋久杉をすべて落札しました。うちの美術組子に使用する予定です。

杉 ヒノキ 購入 組子材料 タニハタ太いケヤキの柱材 長さ6メートル。。神社仏閣に使用されるのだと思いますがどうやって設置するのか見てみたいです。

コロナウィルスの影響なのか普段並ばない木材が数多くでており、大変勉強になりました。

次へ