タニハタのブログ 組子職人の日々

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ヒノキの産地に木材の買い付けに行ってきました。

9月から組子の主材料を国外産から国内産木材に切り替えるために、ストックを増やす必要がでてきました。
木曽近くにある木材業者にヒノキ材の買い付けに行ってきました。

質の良いヒノキと杉が、山ほど積まれていますが、<組子用>で厳選して探しますと・・・
あまり多くはありません。。  上記のヒノキを4~5山購入しました。

「競り」で購入するシステムですので、人気の木材にはたくさんの人が連なります。

タニハタでは使用しませんが、建築用の大きなケヤキやヒノキ材も並びます。

紫の木材「パープルハート」も1枚だけ購入しました。美術組子の色付けに使用します。
タニハタ組子のメイン材料は、国内産木材に切り替えしますが、組子の色付けには国外産木材も少しだけ使用します。さすがに日本にはこういう木材は自生しないので。。

総じて、ヒノキの産地だけあってかなり質の良い材料を仕入れることができました。
良い木材が工場に入ると、嬉しい気分になります。職人の本能ですね。

テキサスのTrend Micro 社に組子欄間を納入させていただきました

昨年9月、アメリカ・テキサスのTrend Micro 社に組子欄間を納入させていただきました。その設置写真が届きました。
(写真は少しわかりにくいですが、窓際に麻の葉欄間37枚が設置されています)


トレンドマイクロ社はコンピュータ等のセキュリティ関連製品の開発・販売を行っている会社です。(ウィルスバスターというセキュリティソフトが有名ですね。)

過去タニハタでは、アップル社やツイッター社にも組子欄間を納入させていただきましたが、IT関連の会社と組子欄間・・・なぜか相性が良いようです。

海外にも通じる和モダンな幾何学模様・・という捉え方なのでしょうか?

このご縁で重役の方からも組子引き戸をご注文をいただき、カリフォルニアに先月
お送りさせていただきました。

感謝です。

タニハタは組子製品の主材料を国産木材に切り替えます ー 100% made in Japanに向けて

タニハタでは、これまで主材料として使用してきた外国産木材(ベイヒバ材)の取扱いを2018年8月いっぱいまでとし、9月生産分より、国産木材(ヒノキと杉)のみを主材料として使用いたします

なぜ今、国産木材なのか?

2017年度、タニハタ組子の海外への販売比率は20%近くに達しました。組子という「日本の伝統技術」が海外でも受け入れられるということは大変嬉しいことです。一方、そのmade in Japanの製品に海外の木材を使用することに少しずつ違和感を感じるようになってきました。

戦後植林した杉やヒノキは樹齢60〜70年、今まさに木材としての旬を迎え、組子材料に適した良材が手に入るようになってきました。価格もずいぶんとこなれ、お客様への負担も少なくなってきたことも、今回の材料国産化に踏み切った理由のひとつです。

また、近年、深刻な社会問題となっている杉花粉による「花粉症」。この問題の大きな要因として、杉やヒノキなどの国産木材の使用量減少が挙げられます。手入れがされない荒れ放題の山は、花粉症のみならず、大雨による土砂崩れなどの災害も引き起こします。

タニハタでは、国産材を1本でも多く使用して、国内の木材業界活性化の一助となるよう努力してまいります。
日本の国土における森林率は実に7割。 「木の国日本」の材料を積極的に使用し、海外のお客様にも胸を張って、「100% made in Japan」と言える製品をつくっていきたいのです。

組子を本当の意味で「世界に誇る日本の木工技術」とするため、何卒ご理解いただけますようお願いいたします。

 

尚、すでにベイヒバ材でお見積もり済みのお客様におきましては、特にご希望のない限りベイヒバ材で製作させていただきます。(2018年12月まで)

※アート組子の色付用葉っぱのごく一部には、外国産木材を引き続き使用します。

環境と共に歩むものづくりについて

魚津のパワースポット魚津市 洞杉(杉の巨木群)

小学生の組子製作体験

近くの小学生が、組子製作体験にやってきました。

「どの木が一番値段の高い木ですか?」
「社長は何歳から仕事をしていますか?」
「仕事は楽しいですか?」など、ちょっとドキッ!とする質問もあり、2年生の子供達にどう伝えようか・・・かなりアタフタしました。。

組子細工製作


暑い中、頭から汗を流しながら組子を製作する姿・・・癒やされますね。

「ねこ脱走防止とびら」 タニハタでの生産を終了いたします。

タニハタオリジナル格子戸「ねこ脱走防止とびら」、6月30日の受注をもってタニハタでの生産を終了することとなりました。

今から8年前、「部屋から猫が脱走しないための仕切り・安全な天然木とびら」として当社で生産してまいりました「ねこ脱走防止とびら」。
先日、製作担当していた職人が74歳になり退社いたしました。

その後、なかなか代わりの職人の手が空かず(ホテルなどの商業施設向け組子がかなり忙しい状況が続いており)いろいろ検討した結果、「ねこ脱走防止とびら」の製作を断念することにいたしました。

タニハタでの生産は終了いたしますが、8月からの製作は大阪の建具職人に依頼いたしました。販売窓口も従来どおり変更はございませんので「ねこ脱走防止とびら」は、そのまま販売を続けていきます。

猫の平和はこれからも守られますので愛猫家の皆様ご安心ください。

猫が「家」や「部屋」から脱走して悲しい思いをした飼い主様のために開発したこの製品ですが、設置されたお客様からのコメントも多く、お客様と共にこの製品を作り上げてきた製品ということもあり、当社としても大変思い入れのある商品でもありました。

私自身も猫を6匹飼っており、ネコ界のことを思うと完全撤退していいものか大変迷いましたが、引き続き製作していただける職人さんが見つかり安心した次第です。
(この扉の製作、販売権はすべて移譲いたしました。技術指導、打ち合わせも終わっており品質に変わりありません。)

引き続き、この製品をご愛顧いただきますよう心よりお願い申し上げます。

谷端信夫

この製品に関するお問い合わせ・ご注文先は下記会社となります。

株式会社403  (外部リンク)
http://nekotobira.order403.jp

ニューヨーク国際現代家具見本市(ICFF)が始まりました。

アメリカ・ニューヨークで国際現代家具見本市(ICFF)が始まりました。
今年も当社の組子が展示されています。

(当社では組子部分のみの製作になります。家具本体は別の業者さんが製作されています。)

ICFFは毎年5月にニューヨークで開かれる北米最大規模の現代家具見本市です。
世界中のインテリアデザイナーや建築家、小売業者などが家具やマテリアル、照明、雑貨などを出店しており、500以上のブースが立ち並ぶ大きな展示会です。

当社でも5年前に出展いたしましたが、この展示会を機に海外への組子販売が徐々に増えてきました。

今年も新しいインテリア製品が数多く並んでいるようです。NYにお住まいの方はぜひお立ち寄りください。

Boothナンバー #2186

会期:5月21〜24日
会場:ニューヨーク、ジェイコブ・K・ジャビッツ・コンベンション・センター

Jacob K. Javits Convention Center (11th Avenue at 38th Street) New York City
655 West 34th Street New York, NY 10001

CRAFITS Inc.
225 W 36th Street. Suite 603
New York, NY 10018

銀座の三越 7階 にて組子を展示しております。

銀座の三越 7階 において「富山のチカラ ~夏の暮らしのおすそ分け~」が開催 されています。
(5月29日まで)

富山の食や工芸作家の方々の作品(夏仕様)が販売されています。当社の組子も展示させていただきました。東京にお住まいの方はぜひお立ち寄りください。

組子細工 展示 三越 銀座

組子細工 
展示会概要
(1)展示会名
富山のチカラ ~夏の暮らしのおすそ分け~

(2)日 時
2018 年 5 月 14 日(月) ~ 5 月 29 日(火)
10:30~20:00

(3)会 場
三越銀座店
〒104-8212 東京都中央区銀座 4-6-16
7 階 リビングフロア

 

私もいったついでに薄青色の花型茶器セットを購入させていただきました。
(南砺市の前川さとさん作)

涼しげな器でとても気に入っています。

ガラス作家とのコラボレーション

タニハタの工場がある「富山市」はガラス工芸が盛んな街でもあります。
富山のみならず世界中からガラス作家の方が集まります。
そんな土地柄ですから当社でも20年前、ガラス作家とコラボして「ガラスや組子をとり替えられるドア」を作ったこともありました。

残念ながら製品の方は2年で廃番になりましたが、今でもガラス作品を見ると「木」にはない煌びやかな美しさ、華やかさに惹かれ魅入ってしまいます。

隈研吾氏設計の富山ガラス美術館は、富山のみならず世界中の作家の素晴らしいガラス作品を展示しています。見応えのある美術館なので県外の方はぜひご覧ください。

さて、そんな富山に住むガラス作家の方から昨年秋「富山に来て繊細な組子に魅了され、ガラスで表現したいと思った。一度お会いしたい」という電話が入りました。

ヴァーツラフ・レザーチュ氏(チェコ)

タニハタの組子をベースに「型」をつくり、ガラスを流し込み作品製作したい、とのことでした。

富山にお住まいということもありサンプル製作を引きうけて先方に渡したところ、11月に越中アートフェスタというアートイベントで「優秀賞」を受賞されました。

(素晴らしい!)

そのときのお礼、ということでヴァーツラフさんが来社されてガラス作品を置いていかれました。
ガラスと組子細工
見慣れている「麻の葉」や「青海波」文様などガラスで見るとまた違う雰囲気になりますね。

ユーチューブで製作風景をアップされています。
https://youtu.be/WWEc_-tWtt4

最近はいろいろな業種、職種の方とコラボすることが増え、「組子からインスピレーションをもらった」とよく言われますが、逆に我々も勉強になることが多いです。

職種、国境を超えて、お互い刺激しあい、新しい表現の可能性に挑む・・・

ものづくりの醍醐味ですね。

ホテルオークラ様に組子欄間(曲線枠)を納入させていただきました。

ホテルオークラ福岡様に組子欄間(曲線枠)を納入させていただきました。
披露宴会場の上座を彩る和風パーテーションとして製作。

(当社では組子部分のみの製作になりました。
自立用の足、照明器具などの本体組み立ては現地の業者様が行いました。)
ホテルオークラ 組子細工
ホテルオークラ 組子パーティションホテルオークラ 組子 麻の葉ホテルオークラ 組子 タニハタ

披露宴会場は、開放感を感じる高天井を活かしたモダンな和洋スタイルです。

世界中に多くのファンがいるホテルオークラ様にタニハタの組子を納入させていただき嬉しい限りです。

ホテルオークラ福岡 様
https://okurafukuoka-wedding.jp

https://okurafukuoka-wedding.jp/system/wp-content/uploads/2017/05/IMG_8255.jpg

施工: 株式会社TPO 様

フランス・パリにて「とやま伝統工芸展示会」が開催中です。

パリ・ルーブル美術館に近いセレクトショップ「ディスカバー・ジャパン・パリ」で「とやま伝統工芸展示会」が15日から開催されています。

錫作品で有名な能作さんやシマタニ昇龍工房さん、和紙職人の川原さんの作品など 22社・111点が展示されています。パリの方達にも好評のようで、世界の流行発信地で富山のものづくりが高い評価を受けているのは嬉しい限りです。

パリ 組子 ディプレイ 展示方法
タニハタの組子も入り口に展示されています。

プロフィール

株式会社タニハタ 代表取締役社長 谷端信夫

代表取締役社長
谷端 信夫

株式会社タニハタは昭和34年に谷端組子店として創業しました。
創業以来、組子一筋でやってきました。モノづくりを極めようとする職人集団のブログです。
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