タニハタのブログ 組子職人の日々

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高島工場長 テレビ出演のお知らせ

本日、2月18日(火) 22時54分から日本テレビで放送される番組「元気のアプリ」に、タニハタの工場長「高島敬」が出演します。(通常は21時54分からですが、特番があり少し遅れての放送になります)

この番組は各業界で「頑張っている人」「苦労を乗り越えてきた人」を紹介する番組です。
5分ほどの時間ではありますが、72歳で組子製作の最前線で頑張っている熟練職人の姿を見ていただければ幸いです。

大阪・組子ギャラリー開設のお知らせ

2020年3月5日(木)、大阪・南港にタニハタ組子ギャラリーを開設いたします。
ギャラリーでは、タニハタ組子文様18種(規格マス目、大柄タイプ)全種を展示いたします。
また、龍をイメージした大判組子や京都の古い町屋をイメージした美術組子などを展示する予定です。
関西地区にお住まいの方は、是非ともタニハタ組子の新しい提案を体感してみて下さい。

※大阪ギャラリー開設に伴い、神戸の組子ギャラリーは5月に撤退いたします。

日本ジュエリーデザイナー協会様の機関誌に掲載されました

日本ジュエリーデザイナー協会様(JJDA)は、ジュエリーデザインの発展を通して日本の生活文化の向上と産業の発展に寄与することを目的として活動を続けておられる団体です。(1964年設立の歴史ある団体組織です)

この日本ジュエリーデザイナー協会様の機関誌(毎年1回発行)に組子の特集が組まれ、タニハタの組子を4ページにわたり紹介いただきました。

昨年はルイ・ヴィトンのジュエリー・コレクションを紹介するビデオにもタニハタ組子を使用していただき、改めて組子デザインと宝飾デザインの相性の良さを感じた次第です。

いろいろな業種にどんどん組子が浸透してきており、嬉しい限りです。

新年明けましておめでとうございます。

本年の営業は終了致しました。

本日12月27日で本年の営業は終了致しました。
仕事納め、ということで午後は工場の大掃除を行いました。
本年もたくさんのご愛顧を賜りまして誠にありがとうございました。

今年は1年間で626件のご注文をいただきました。
ホテルなどの大型物件も増えて一件あたりの受注額も年々大きくなってきています。

また、海外、外資系オフィス、ブランド店舗への納入も増えてきており、「本当に組子欄間の用途が広がってきたなぁ・・」と1年を振り返ってしみじみ感じます。

(10年前では考えられないくらいに商業施設、海外への納入が増えました。)

一方で半分手仕事の組子細工の限界も見えてきました。
10月には大口物件が重なってしまい大幅な納期遅れも発生し、数社のお客様に大変ご迷惑をおかけしました。信用を積み上げるには多大な時間がかかりますが、それを崩してしまうのは一瞬・・ 来年はこういうことがないように全力で努めていきます。

道具、設備、技術、IT、デザイン、そして人・・・
ラグビーのようにワンチームで仕上げていくタニハタの組子づくりを進化させていくにはうちが培ってきた資産、スキルをどんどん磨き上げていく必要があります。

来年も職人達でいろいろなことに挑戦していきたいと思います。
2020年は1/6(月)より営業を開始いたします。
来る年も変わらぬ御愛顧のほど、宜しくお願い申し上げます。

(来月2019年組子欄間設置写真をアップする予定です。)

打ち合わせ用のウォールナット無垢テーブルも再塗装しました。

少し早いですが、門松の設置も終わらせました。来年は新タイプの組子も発売する予定です。発表まで、どうぞ楽しみにお待ちください。

※2019年一番記憶に残ったニュース・・・2年前に納入いたしましたシンガポールアオキさんの組子を職人達で見にいきました。 苦労して製作した組子を職人達と共に見て回る・・・。そこで勉強したことをまた自分達のモノづくりに生かす。 世界中に組子欄間を納入して、日本のモノづくりの素晴らしさを知っていただきたいと思います。

木材の買い付けに行ってきました。

つい2ヶ月ほど前まで半袖シャツで動き回っていましたが、長袖の服をたくさん着こまないと外に出られないほど寒くなってきました。北陸の秋は短く、すぐに白いものが空から降ってきそうな空模様です。
(今年は事務所前のオリーブの木にたくさん実がなりました。)

雪で身動きができなくなる前に、今年最後のヒノキの買い付けに行ってきました。

杉の有名な産地といえば「奈良県吉野地区」ですが、ヒノキ材といえば「長野県木曽」「岐阜県東濃」地区になります。長野から岐阜にかけてヒノキの良材がとれることで有名で、伊勢神宮や名古屋城などの建築材として今でも使用されています。

「市」が行われる場所は、タニハタの富山工場から車で3~4時間ほどかかりますが、当社にとっても大切な仕事なので、2~3ヶ月に一度直接買い付けに行ってきます。

朝9時過ぎに到着。  すでにたくさんの業者が材料をみてまわっていました。ヒノキ材も山ほど積まれています。

が・・・・
タニハタで使用するような組子用の材料は一割もありません。

こういう節の多いヒノキがほとんどです。
うちの組子材料としては使用できません。主に建築の構造材として使用されています。

私の今回の目的はこの材料です。「特選」の札が貼ってあります。量はわずか・・・。
節は無く、真っ直ぐな目の細かい柾目材で色味も薄いピンク色のヒノキ・・・。組子のように細く挽き割っても反りやねじれが少なく、加工性も高い材料が主になります。 木材の前に立っているだけで幸せな気持ちになります。

すべて入札形式になりますが、自分が選んだ材料は、今回ほとんど落札することができました。 この材料は来年春にかけて使用いたします。
今回、建具用(柾目)神代杉も出品されていました。(写真左側)この神代杉は2500年前のもので、こういう建具材料は通常の「木材市」でほとんど出会うことはありません。スタッフの方も「こんな材料はもう手に入らないだろう・・」と寂しそうな表情をして話しておられました。日本で一番高価な木材、と言っても過言ではなく、こういう木材は迷うことなく、入札。
建具用はすべて落札することができました。(ちなみに神代杉はこんな現場で使用されています。)

他にもトチの木や杉材など組子の葉っぱに使用できそうな木材を十数立米ほど買い付けしてきました。
今年の仕入れはこれで終了ですが、少しでもお客様にタニハタの組子製品をみて感動してもらえるように、来年も良材を全国探し続けたいと思います。

プレスツアーのお知らせ

日本新聞協会と経団連(日本経済団体連合会)の共同出資により、1976年に設立された財団法人フォーリン・プレスセンター(FPCJ)は、世界の人々により深く日本を理解してもらうため、海外のマスコミへの取材協力、記者招聘事業などを実施しておられる団体です。

このフォーリン・プレスセンターが11月に外国の記者向けにツアーを企画、タニハタも取材協力させていただきます。

富山市内の環境問題に取り組む企業やダイバーシティに富んだ市内のユニークな企業などを取材されるとのこと。

外務省発行の記者登録証保持者の方は参加可能です。

https://fpcj.jp/en/assistance-en/tours_notice-en/p=75740/

 

これからの伝統産業について、発信していきたいと思っています。 谷端
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SDGs Future City Toyama Press Tour

A Way for Cities to Thrive 20 and 30 Years in the Future

 

◆This tour will cover initiatives based on the Toyama City SDGs Future City Plan:

Creating a Sustainable Added-Value Creative City Through a Compact City Strategy.

The tour will see high school students working on the SDGs,

efforts to create a cyclical city through promoting food waste recycling and other measures,

initiatives to support raising children,

cooperation with local businesses to use renewable energy and electric vehicles,

and other unique and diverse businesses in Toyama City.

 

Qualification: Bearer of Gaimusho Press Registration Card

https://fpcj.jp/en/assistance-en/tours_notice-en/p=75740/

日本ラグビーチームと吉祥文様の関係

ラグビー世界大会 盛り上がっていますね。
9月27日、日本が優勝候補のアイルランドに勝利した試合をテレビで見ていましたが、ずっと歯を噛みしめてを観ていたので、試合が終わった時は歯が痛くなりました。。

(ラグビーは観戦する方も疲れます。 選手達は満身創痍だと思いますが。)

ところで最後の選手インタビューをみていてあることに気がつきました。

日本代表のユニフォームですが、よくみると服全体に日本の吉祥文様が、あしらわれていました。

(下 写真)
ラグビー ユニフォーム 吉祥文様

7月の新ユニフォームの発表会で選手達が嬉しそうに「格好いいユニフォームができた!」と話していた意味がこの時にやっとわかった次第です。

(ただの紅白のデザインかと思っていました。開発した会社は、富山に本店がある「株式会社ゴールドウイン」さんです。)

紗綾形文様青海波文様矢羽根文様・・・そして胸の一番真ん中には、「麻の葉」文様が入っており「力・ならわし・縁起」を意味する吉祥文様を集めたとのこと。

当社の「枡合わせデザイン」のようにいろいろな文様を組み合わせたデザインに仕上がっています。古典文様製作を生業としている会社としてとても嬉しくなりました。

特に創業以来、タニハタのロゴマークにも使用されてきた「麻の葉文様」は、とても縁起の良い文様です。この文様パワーをまとって、ぜひ勝ち進んでもらいたいです。

応援しております。
—–

話しは変わりますが、現在、アップルのiPhoneををデザインした世界的なデザイナー
ジョナサンアイブ氏の別荘(Ive Residence – Apple Villa )に設置する「麻の葉」組子を製作しています。

5年前にも納入したのですが、再度追加で10枚リクエストいただきました。
日本の杉材がお気に入りのようです。

日本の伝統文様や素材が、どんどん世界中に広がるといいですね。
我々職人もラグビーチームに負けずに頑張っていきたいと思います。

千葉の山武杉による台風被害について

台風15号が上陸してあれから2週間以上も経過するのに
未だに大変な思いをされている方がおられるということ・・
毎日のように被害の状況がテレビなどのニュースで流れてきます。
被害に遭われた皆さまには心よりお見舞い申し上げます。

復旧が思うように進まない理由として、千葉の杉(山武杉)が風で倒れて電線や電柱を直撃し、その倒木がジャングルのように重なり、重機が現場に入ることができない・・とのこと。
自衛隊まで出動して倒木を運び出しているようです。
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/190922/dom1909220004-n1.html

杉材を加工する一業者として大変気になっています。

元々、山武杉は千葉県で生まれた建築材、建具材として利用されてきた年輪の詰まった優良な木材です。250年以上前から植林されており、当社でも過去に千葉から取り寄せして使用したことがあります。

通常、このような優良な木が風を受けた場合、倒れるとすれば根元からのはずなのに・・・木の幹の途中からポキッと折れているニュース映像をみて「こんなに強度がない?」と疑問に思っていました。

今朝見たニュースでその謎が解けました。

山や杉の管理者が、<杉を手入れし伐採しても利益がでない>という理由で、杉はそのまま放置されており、その放置された木がスギの病気(溝腐れ病)にかかっているとのこと。今回、木が折れているのは、病気にかかって木が腐っている部分になるとのことでした。

画像  TBSテレビ/ビビットより

先日行った屋久島のような樹齢数千年の天然杉は、伐採せずに次の世代に残して行く必要がありますが、今回のような人工林は、間引きし伐採して木が太く健全に育つように、常に人が手入れ、管理していくことが必要になります。
(成長に時間のかかる農作物・・・と考えてもらえばいいかもしれません。)

杉の良材を市場に販売することで林業の活性化につながり、今回のような被害を無くすことにもつながります。

地球温暖化で、台風や大雨の勢いや回数が増しており、今回のような災害が他の地域でも今後増えてくることが考えられます。

我々、木工業者ができることは、極力、材料に日本産の木材を使うこと。
そしてお客様にその良さをPRし、使っていただくことだとおもっています。

国内にはこんなに木があふれているのに、使用されている比率は3割ほど。
外国産の木材が市場を占めている状況です。

根気よく国産材のPRを続けていきたいと思います。
(タニハタでは2018年夏、主材料を外国産から国内産に切り替えいたしました。)

※yoshikiさんが、千葉のボランティアで杉のおがくずを運んでいる姿をみて
申し訳ない気持ちになりました。
この人はすごい!
https://www.instagram.com/p/B2yQzXagfIR/

屋久島に自生する杉「屋久杉」について考える

日本特産の木材である杉(Cryptomeria japonica)は、北海道南部から九州まで日本全国に広く分布しています。

加工しやすく、はっきりした木目が特徴の「杉」は、古くは縄文時代から建築材、船などに使用されてきました。
そんな日本人が好む杉材は、当社でもヒノキと並んで、使用量の多い木材ですが、以前から不思議に思っていることがありました。

それは、「屋久杉」という杉材です。

杉材の産地は、秋田や吉野などが有名ですが、この屋久杉は九州の屋久島に自生している木で、暖かい地域で育つ木でありながら木目が大変細かく、木の中に多くの油を含んでいる杉なのです。

南国でありながらゆっくりゆっくり育っている木なのです。
(タニハタにある木目の幅はなんと0.2ミリ。 )

そして・・・驚きなのがその樹齢です。

屋久島にある最も古い杉(縄文杉)は、樹齢7000年とも言われています。
(ちなみに通常の杉は、長くても樹齢500年くらいが限度です。)

暖かい所で育つ針葉樹は、一般的に成長も早く、木目が粗く、腐りやすいのが普通とされます。

我々の考えている杉材とは、全く違うのだから、屋久杉は本州にある杉とは種類が違うのだろう、と思っていたら同じ種類の杉ということなのです。

そんな不思議満載の「屋久杉」を実際に自分の目でみて、ずっと私が引きずっていた疑問を解決すべく、連休を利用してとうとう屋久島に行ってきました。
------

屋久島は、島全体が自然遺産という魅力ある場所。
ジブリ映画「もののけ姫」は、この島をイメージして制作された、と言えばイメージしてもらいやすいかもしれません。

車でおよそ 2 時間で一周できるほどの小さな島ですが、この島の中にある山「宮之浦岳(みやのうらだけ)1,936メートル」を筆頭に九州の高峰山上位 7 位がここ、屋久島に集中しています。「この島を平たく潰したら、九州と同じ面積になるんですよ。」とガイドさんに言われてびっくり!

高い山々とその裾野に広がる太古の森、美しい南国の海、たくさんの鳥のさえずり 。。
こんなに素晴らしい場所がまだ日本にあるなんて。
立山連峰や深海富山湾など自然に囲まれた場所で暮らしている我々富山県人もびっくりの素晴らしい場所です。


屋久島に来て2日目。 島の中を散策。

島の人は、植林された木のことを「地杉」、
樹齢1000年未満の天然の木を「小杉」、
1000年以上の木を「屋久杉」、と呼ぶそうです。


木が大きすぎて、広角レンズを使用しても全体が写りません。。
木の枝が少しでも日当たりの良いところをめざして、隣の木にめり込んでいます。
長い時間をかけた木と木の戦い。
木のパワースポット、ということで樹齢3000年の紀元杉に触れてエネルギー注入。
(この木は人が触れても問題ないそうです。)

紀元杉や縄文杉など樹齢の長い木は、標高1000メートルから1500メートルに自生しています。この高さは、本州で言えば東北地方の緯度(低い気温)になるそうです。

この屋久島は、花崗岩(かこうがん)できており、堅い岩山のために木が成長するための養分が少なく、気温の低い気象条件と相まって木がゆっくり育つようです。

島全体が岩山のために、水に土や泥など含まず、川の水は透き通っています。
一見、山肌がコンクリートのようですが、全て岩山。。

山頂も岩肌が見えていました。

土が少ないのになぜ木が育つのか?

それは、「苔」がキーポイントになっていました。
岩山には「苔」がまとわりついており、この苔に木の種が付着して育つとのことです。
岩に付いた苔。そこを流れる山の水は、土などを含まないために透き通っています。水は豊富なので屋久島の電力は水力発電です。

「屋久島では、月に35日 雨が降る」という文章を書いたのは林芙美子氏。
洋上に高い山々がそびえ立ち、そこに南の温かい空気がぶつかり、島に多くの雨を降らせます。屋久島の年間降水量は日本一ということでかなり湿度が高い地域なのです。

上記をまとめると屋久島は・・

・土、養分の少ない堅い岩山の地盤である。
・雨が毎日のように降り、湿度が高い(木が腐りやすい)大気である。
・2000メートルの山々が連なり、屋久杉が自生する場所は、標高の高い(寒い)気候である。

杉が生きていくためには、あまりにも厳しい過酷な自然環境ということがわかりました。しかし、ここに自生する杉は、自分を守るために「油」を体内に蓄えることで、雨による浸食、腐食を防いできました。
そしてこの堅い岩盤にゆっくり時間をかけて根を張ることで、数千年と長生きする体ができたようです。

通常、屋外の壁やフェンスなどに木材を使用する時は、木を長持ちさせるために、人工の塗料(油性のペンキなど)を使いますが、屋久杉は、湿度の高い屋外環境に対応するために自らの体に「水」をはじく「油」をため込むようになったということ。
(普通の杉に比べて6倍以上の油脂があります。)

う~~ん・・ まるで仙人のような木。。 自然の不思議ですね。

ちなみに屋久島は、1993年日本で初めて世界文化遺産に登録となり、ここに自生する屋久杉も全面的に伐採禁止となりました。

「材料がないのに屋久杉民芸品などどうやって製作しているの?」
と思われるかもしれませんが、「土埋木 どまいもく」という江戸時代に伐採された時に使用されず林内に放置された木を利用しているとのこと。

森の中を歩いていると時々、横倒しになったなった杉を見ることができます。
江戸時代、綺麗な木目(柾目)がとれる建築向けの真っ直ぐな屋久杉が重宝されたので、そうでない木は伐採されても林内に放置されたそうです。これが「土埋木」として民芸品などに利用されています。

屋久杉は、樹脂を多く含んでいるために、切って屋外に放置された木でも200年~300年経っても腐ることがない、というから驚きです。
(通常の無塗装の杉の場合、屋外で20年も持ちません。)

上記の理由で建築材に向かない曲がった木やねじれた木などは、伐採されなかったようで、現在残っている屋久杉は、そんな訳ありの木が多いとのことでした。

 

しかし、そんな「土埋木 どまいもく」も2016年で搬出終了になりました。
https://www.asahi.com/articles/ASJ2H4632J2HTLTB00X.html

現在、流通している屋久杉製品は、それぞれの工場が持っている在庫品での製造のようです。
もう材料供給されていませんのでいつか在庫がなくなりますね。。

屋久杉に関するいろいろな疑問は、屋久島に来て解消されましたが、木工業者、建築業者としていろいろ考えることが多かったです。

数百年、数千年生き抜いた屋久杉や天然秋田杉(平成24年度伐採終了)など、モノづくりするものにとって価値のある素材がどんどん市場から消えていきます。この国の自然保護の観点からみて、それは必然のことではあります。

今タニハタがかろうじて確保している良質の組子木材、ヒノキや杉などの国産木材は、林業を仕事にされている方々が、長い時間手間暇かけて育ててきたお陰で手に入るもの。日本の森や林を生かすために、逆に木を伐採して、木を消費する必要性も叫ばれています。

木を加工できることを当たり前と思わずに、「木材」「林業を生業としている方々」に感謝しながら大切に国産材を使おうと改めて思った次第です。

帰りの飛行機、桜島が噴火しているのが見えました。
日本は、ホント自然が深いですね。実感。。
タニハタに在庫している屋久杉はこちら

プロフィール

株式会社タニハタ 代表取締役社長 谷端信夫

代表取締役社長
谷端 信夫

株式会社タニハタは昭和34年に谷端組子店として創業しました。
創業以来、組子一筋でやってきました。モノづくりを極めようとする職人集団のブログです。
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