タニハタのブログ 組子職人の日々

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本日より通常業務となります。

年末年始の休暇も終わり、タニハタでは本日1月5日(火)より通常業務となります。
(富山本社、東京ショールーム、大阪ショールームすべて営業開始となります。)

新型コロナウィルス第3波の影響で東京周辺は緊急事態宣言が発令されるようですが、今のところ全店そのまま営業の予定です。

工程の方も1月はかなり混み合っておりますが、コロナの影響により納期がない緊急のご注文が増えています。
組子製品はほとんどが、ご注文を受けてから製作を開始する「受注生産品」ですので極力納期をみていただけますと助かります。

お客様には大変ご迷惑をおかけしますが、何卒ご了承いただけますようお願い申し上げます。
谷端

新年あけましておめでとうございます。


新年あけましておめでとうございます。
新型コロナウイルス感染症の終息を願い、少しでも社会が明るい1年となりますよう
お祈り申し上げます。
皆様、本年もよろしくお願いいたします。
谷端信夫

2021年の予定につきまして

本日12月26日をもちまして年内の営業を終了させていただきます。
コロナ禍でいろいろ大変な年ではありましたが残業時間が減った分、昨年まで手を付けることができなかった新製品の開発、課題の取り組みに集中することができました。そういう取り組みの中で若い職人達の成長が見られた年でもありました。

もうひとつ、ユネスコで日本の「伝統建築工匠の技」が無形文化遺産となり、木製建具の分野も選ばれるという明るいニュースが年末飛び込んできました。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQODG173KG0X11C20A2000000/

私達が当たり前にやってきたことが、実は世界規模で守られること・・だったと気づかされて職人達の大きな励みになりました。

来年の2月初旬には、いよいよ総合組子カタログ(全150ページ)が完成予定です。制作に1年近くの時間を要しましたが、新しいタイプの組子製品やオリジナルの木材も発表予定です。「谷端組子店」として創業してから62年経ちますが、「タニハタ組子」の集大成カタログになります。

タニハタのWEBサイトも大幅にリニューアルいたします。カタログと同じく2月初旬には完成予定です。PC以外のタブレットやスマホでサイトを閲覧される方も増えて、モバイルでも快適にWEBサイトを閲覧できるようになります。

攻めの気持ちを忘れずに来年はより進化して、新しい組子づくりに挑戦したいと考えております。

多くの皆様からご支援を頂戴し、無事に年末を迎えることができました。
お取引先皆様には心より御礼申し上げます。

新年は1月5日より営業開始の予定です。
皆様どうぞよいお年をお迎えくださいませ。

谷端信夫

富山商工会議所様に組子を設置させていただきました。

富山商工会議所様一階入り口にタニハタの組子<麻の葉ちらし>を設置させていただきました。真ん中のヒノキ材プレートにはこの建物の耐震補強工事で寄付された約150件の社名を入れさせていただきました。プレートは、後から追加できるよう簡単に取り外しできるようになっています。組子と照明は相性がいいのでこれからこの組み合わせをもっとPRしていこうと思います。

12月出荷分の受注を締め切りました。

今年も残り三週間ほどになりました。
年内出荷分の受注を締め切っておりますのでご注意ください。

年末年始の休暇は12月27日~1月4日までになります。
(1月5日より営業開始予定です。)

今年は新型コロナウィルスでいろいろ大変な年ではありましたが、おかげ様で雇用調整することなく、同じメンバーで新しい年を迎えることができます。
取引先様から沢山のご配慮、ご注文、お心づかいも頂き心より感謝致しております。

来年1月末に発売する新商品、新カタログの段取りで12月もかなりバタバタしていますが、入社数年の若い職人達も育ってきており経営者として大変心強く感じた年でもありました。

来年も職人達と共に精進していきたいと思っております。
新年までまだもう少しお時間がございますが、引き続き皆様よろしくお願いいたします。

谷端

 

奈良県吉野杉の産地へ 

吉野杉で有名な奈良県川上村まで職人達と研修に行ってきました。
富山から奈良県川上村まで6時間ほどかかりますが、コロナ禍のために列車は利用せずにチャーターバスにてピンポイントの日帰り研修となりました。

朝4時に工場を出発。バス車内からみるハロウィンの満月。。

午前10時に到着。
向かい側の山は広葉樹の森。紅葉で色づいていました。

私達が見学した場所は、バスから歩いて5分くらいの場所で比較的山の傾斜も緩い場所でしたが、通常は傾斜40~45度ほどの場所に木を植えるとのこと。危険と隣合わせの仕事場です。
少し眠そう・・・
針葉樹の林ですので、広葉樹のように色づいた葉ではありませんでしたが、綺麗に手入れされた杉と杉の合間からの木漏れ日が射して、凜とした美しさがありました。

今回は、120年ものの吉野杉を伐採するところを見ることができる・・ということで職人一同大変楽しみにやってきました。

聞き逃さないようにようにメモ。。

吉野杉は「密植多間伐」(みっしょくたかんばつ)とよばれる方法で杉を育てます。

「みっしょく」とは、一ヘクタールの場所に約一万本の苗木を密集させて植えます。この方法で植えると木が横に広がらず、木がまっすぐ上へ上へと伸びます。(木は生き物なのでたくさんで競争することで日光に当たるために生存競争するそうです。)

 

たくさんの苗木は、2年ほどで最初の間伐(良い木だけを残す)を行い、その後5年、10年と間隔を延ばして最終的には1%(100本だけ)残すそうです。長い時間をかけて手間をかける仕事です。。こんな風に何度も間伐や枝打ちを繰り返すことで、節が少なく木目が細かくなり、上から下まで幹が同じ太さになり、丈夫な木が育つとのこと。

今回伐採した杉は120年前に植えた木ですが、その時の記録が今でも残っており、その記録を元に伐採計画を立てるのだそうです。ちなみに室町時代から植林が始まって以来、この制度は500年続いているとのこと。(18代続いているそうです)

自分が植えた木が製品になるところをみることができない(孫やその子にその仕事を託す)気が遠くなる伝統の製品づくり。日本が誇る林業です。

この地域(川上村、黒滝村、東吉野村)には山守(やまもり)という木を管理する制度が残っており、村民達がこの制度を担っているのですが、1500人もいた山守が、現在では15人だけとのこと。安い外国産の木材の普及で引き合いがなっているという現実があるようです。外国産の木材を使っている日本の住宅・家具メーカーにはぜひ国産木材に切り替えてもらいたいですね。

(ちなみにタニハタは2018年8月に国産材使用率が100%になりました。そのうちヒノキ材が約七割、杉材が約三割ほどです。吉野材は二割前後の使用量です。)

 

ところで私達建具屋は「天然木」と「人工木」では「天然木」の方が貴重で良いもの、という意識が働きます。(天然木には秋田杉、屋久杉、青森ヒバなどがあります。)しかし、「人が手をかけて育てる人工林だからこそ良い木材になる」と自信をもって話しをされる姿をみて人工林に対しての意識が大きく変わりました。

午前、山で木の伐採を見学したあと、午後は吉野川の川下にある製材会社を見学いたしました。

木は標高500メートル~くらいの場所で育ちますが、それを細かく挽き割る作業(製材する場所)は山の麓(川下の里)になります。今ではヘリコプターやトラックで木を運びますが、それらがない時代は、「川・水運」を利用して里まで木を運びました。吉野に限らず、今でも川沿いに製材業者が多いのでそんな理由からです。

木の直径、長さ、材質に応じて人の目で確認しながら選別、加工を行います。

機械を操作して製材する人を「ハラオシ」、カットした木材を受け取る人を「ハナトリ」というそうです。こういうところは我々組子職人の世界と同じで長い経年がものを言う世界のようです。木を人の目で選別しながら少しでも良い材料がとれるように製材を行います。
整然と綺麗に並べられた製材品。 杉材とヒノキ材が並んでいます。
真っ直ぐで目の細かい木目。色も綺麗で節もなく、これぞ吉野杉、という感じです。

今回は 奈良県庁 奈良の木ブランド課の方達のおかげで実現しました。(こういう部署があるところがすごい!)

持続可能な循環型社会の構築が、現在必要とされていますが、目先だけみると「木を伐採する」という行為は、二酸化炭素排出量削減で考えるとNGの行為ですが、「木を伐採した後に植林し時間をかけて適切に木・林を管理し続けるシステム」を守ることは、地球温暖化を食い止めるために大変重要なことです。
こういう日本の林業システムが減少し、森林が破壊され減少することが問題です。(昨年の千葉の台風被害でも大きな問題になりました。もちろん杉花粉の問題も。)

私達日本に住む木工業者は、海外産の木材ではなく、日本の木材を使い、山で大切に育てられた木材を無駄なく使用し、いつまでもお客様に大切に使ってもらえる製品づくりを続けること。それを実行し継続して続けること。木を守るためには、吉野のような日本の林業システムを守る、という我々加工業者の強い意識も必要かと感じました。タニハタは社員数20人の小さな会社ですが、微力ながらアピールしていきたいと思います。

 

帰りは、日本最古の木造建築「法隆寺」を見学して帰りました。

私達が製作している「組子」の原点もここにあると思っています。

万字崩しの格子、枡格子、筬組子・・・何度も来ていますが、いつもいろいろな発見があります。(今回は建築に詳しい説明員の方を事前にお願いしていました。)

1本1本の太い柱に驚いていたら説明員の方が「一番下の写真のように太い木から何本も木を削りだすんですよ」と言われてびっくり。太い木は真ん中の芯の部分が腐りやすく問題がでやすいので柱としては避ける、とは聞いていましたが。。

大工道具もまだまともにない頃のモノづくり・・・1400年前の職人の心意気を感じながら奈良を後にしました。

(富山到着23時30分になりました。早朝見た満月がまた出ていました。)
先週の高山研修も含めていろいろ考えることが多い研修でした。

 

 

 

 

 

 

 

小学生の「図画 工作」教科書に組子の写真が掲載されました。

4年前、中学生向けの数学教科書にタニハタの組子が掲載されたのですが、今回は小学生向けの教科書にうちの組子「七宝」が掲載されました。
(タニハタの社名も裏表紙に入れていただきました。)

うちの職人が今年の春に「娘の使っている教科書にうちの組子がでていました!」と嬉しそうに教科書を持ってきてくれましたが、市販されている一般雑誌などと違い、教科書に掲載されるケースが少ないのでこういう事例はやっぱり嬉しいですね。

日本の子供達の教育にささやかでありますが、うちの組子が役立っていると思うとまたやる気も湧いてきます。ありがたいです。

職人達と「飛騨の家具フェスティバル」へ

国内屈指の家具産地である飛騨高山。
富山から車で約2時間の場所にあります。
匠の伝統と技を受け継ぎ、飛騨では今も家具が作られています。

その飛騨高山では年に一度家具フェスティバルを開催しており、
高山市内に点在するメーカーのショールームや稼働中の家具工場の中が見学できる、
との話しを聞いて職人達と勉強がてら行ってきました。

曲げ木家具で有名な飛騨産業さん。
木取り作業ですが、大きな音から耳を保護するためにイヤーパッドを装着されていました。職人の体のことを大切にしている社風が感じられます。

大きな集塵機。集めた木クズはボイラー室で燃料として使用されています。太陽光発電も行われており、脱炭素を意識したモノづくりが行われていました。

たくさんの備品や部材も整理整頓されています。素晴らしい!
女性の職人も多く、力作業もスムーズにこなしていたのが印象に残りました。

組子を面材に使った家具も数多く出品されていました。

町の中ではあちらこちらで家具の展示会が行われていました。
展示品は家具が中心でしたが、組子に通じる木工技術も多く、うちの若い職人達も熱心に見ていました。

コロナで工場に籠もりがちな日々が続いたので職人達もリフレッシュできたようです。高山も町並みを美しかったです。

飛騨の家具フェスティバル(10月28日まで)

東京、大阪ギャラリー <麻の葉組子プレゼントキャンペーン>開催

大阪組子ギャラリーがオープンしてから半年が経過しました。
2020年3月5日がオープン日だったのですが、ちょうどコロナ禍の緊急事態宣言と重なり、本格的に稼働したのが6月に入ってから。6月以降少しずつではありますが、来店される方も増えてきております。

3月の開店時に小さなイベントを開催しようと考えていたのですが、コロナ禍でできずじまいでしたので、今回オープン半年を記念してキャンペーンを開催することにいたしました。

大阪、および 東京ギャラリーにお立ち寄りいただいたお客様に当社のミニ組子(麻の葉)をプレゼントさせていただきます。

数量限定につきプレゼントの条件は下記になります。

1 簡単なアンケートにお答えいただくこと。(所要時間1~2分ほど)
2 一世帯1個のみプレゼント

プレゼントご希望の方は必ずギャラリー見学後、お店のスタッフに「組子キャンペーンに参加したい」とお声がけください。

用意したミニ組子がなくなり次第、キャンペーンは終了となります。

キャンペーンは10月28日から開催となります。
製品の購入を検討されている方はぜひこの機会をご利用ください。

ギャラリー住所はこちら

※富山工場では行っておりませんのでご注意ください。

 

ヒノキ、杉の買い付けに行ってきました。

久しぶりに木曽近くまで行ってヒノキ材、杉材の買い付け(競り)に行ってきました。

朝5時に富山を出て、9時に現地到着。
大きな倉庫内には、たくさんの木材が並んでいますが組子に使用できるヒノキ、杉の量は限られます。
この木材の中から色、木目の素直さや細かさなど時間をかけて吟味して、うちの組子に適したものだけを競り落とします。

杉、ひのき、神代杉・・・かなり上質の材料を競り落とすことができました。こういう時は木工業者として幸せな気分になります。
林業関係の皆様に感謝・感謝。

他の材料をみていると・・・

「屋久杉」がたくさん並んでいました。ちょっと驚きです。

屋久島に自生する樹齢1000年以上の「屋久杉」はもう伐採することができませんので市場にたくさん並ぶことは珍しいです。

(屋久杉は厳しい管理をされていますので、伐採どころか山から運び出すこともできません。今並んでいるものは、規制が入る前から地元の木工業者が在庫していたものになります。)

天板として使うには厳しいですが、細く挽き割る組子の材料としては問題ありません。木目もかなり細かいものばかりです。
写真の屋久杉をすべて落札しました。うちの美術組子に使用する予定です。

太いケヤキの柱材 長さ6メートル。。神社仏閣に使用されるのだと思いますがどうやって設置するのか見てみたいです。

コロナウィルスの影響なのか普段並ばない木材が数多くでており、大変勉強になりました。

プロフィール

株式会社タニハタ 代表取締役社長 谷端信夫

代表取締役社長
谷端 信夫

株式会社タニハタは昭和34年に谷端組子店として創業しました。
創業以来、組子一筋でやってきました。モノづくりを極めようとする職人集団のブログです。
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