タニハタブログ Blog

組子らんまを作る会社<タニハタ>の日々の出来事、その思いをブログで綴ります。

天皇杯 JFA 第106回全日本サッカー選手権大会の公式ビジュアルに球体組子が採用されました。

天皇杯 JFA 第106回全日本サッカー選手権大会の公式ビジュアルにタニハタの真球組子が採用されました。

公益財団法人日本サッカー協会(JFA)
https://www.jfa.jp/news/00036586/

日本サッカー界で最も長い歴史と伝統を誇る天皇杯は、世代を超えて受け継がれてきた挑戦と継承の舞台です。
一方、組子細工もまた、職人たちが長年にわたり培い、受け継いできた日本の伝統技術です。

どちらも歴史を尊びながらも、新たな挑戦を積み重ねることで、それぞれの文化は時代を超えて受け継がれてきました。







※真球組子は、富山駅前「組子座」にて現在展示しております。(見学無料)
また、夏休みの特別イベントとしてサッカーボール型組子のワークショップも期間限定で行っております。(要予約
8月31日まで

この機会にぜひお立ち寄りください。

球体組子 動画

組子座 正社員スタッフ募集

日本文化を世界へ伝える「組子座」スタッフ募集します

株式会社タニハタでは、富山駅前の文化発信施設「組子座」で一緒に働く正社員スタッフを募集しています。
(土日に出勤できる方)

組子座は、日本の伝統工芸「組子」を通じて、日本文化や木の美しさ、職人の技を国内外のお客様へ伝える施設です。
海外からのお客様も多く訪れ、展示やワークショップを通じて、日本文化の魅力を発信しています。

私たちが大切にしているのは、経験よりも『日本文化が好き』『人と接することが好き』『誠実に仕事へ取り組める』という気持ちです。

募集要項

募集職種:組子座 運営スタッフ(正社員)

勤務地:組子座(富山県富山市新富町1丁目2-3 CICビル1階)

仕事内容:
・来館者への接客・ご案内
・組子体験ワークショップの運営補助
・展示替えや会場設営、商品の搬入・管理
・レジ・予約受付・電話対応
・SNSやホームページの更新補助
・イベントの企画・運営補助

応募資格:

・土日勤務が可能な方
・日本文化や伝統工芸に興味のある方
・基本的なパソコン操作ができる方
・英語で簡単な会話ができる方歓迎(必須ではありません)

勤務時間:シフト制(週40時間勤務)

休日:週休2日(シフト制)、

給与:経験・能力・前職等を考慮し、当社規定により決定します。

待遇:各種社会保険完備、交通費支給(当社規定)、試用期間6か月(条件は面接時にご説明)、試用期間終了後に正社員として採用

選考方法:
①応募書類提出(履歴書・職務経歴書)
②書類選考
③工場にて面接・簡単な筆記
④採用

詳細はAirワーク(インディード 組子座)をご覧ください。


富山から世界へ、日本文化の魅力を一緒に発信してくださる方のご応募をお待ちしております。

麻の葉 球体組子の動画が完成しました

The Beauty of Kumiko, Perfected in a Sphere.

組子の美、その先へ。

平面で受け継がれてきた伝統木工技術「組子」が美しい球体へと昇華。

麻の葉文様が織りなす光と影に、天然木の香りが調和し、五感で楽しむ組子の真球が誕生しました。

特許出願中・意匠登録出願中。

伝統工芸と郷土芸能のコラボイベントを開催しました

組子座にて富山のアーティストとのコラボイベント「胡弓と組子の月灯り ~富山の民謡とともに~ 」を開催いたしました。
組子の木の香りに包まれた空間に、胡弓の音色と唄が静かに響き渡り、多くのお客様に富山ならではの美しい時間をお楽しみいただきました。

富山の飲み物や食品もご用意いたしました。

今回の催しでは、スタッフも着物姿でお客様をお迎えしました。
日本人にとって着物は、人生の節目や文化を彩ってきた大切な装いです。
組子、おわら、そして着物。
それぞれが受け継がれてきた日本の伝統文化が一つの空間に集まり、訪れた皆様に特別なひとときをお届けすることができました。

組子のワークショップを行い、お客様とともに八尾の千本格子の町並みをイメージした風景を作り上げました。

会場ではおわらの振り付けも一緒に行いました。

イベント終了後には、「組子の空間で聴くおわらは格別だった」「富山の文化を深く知ることができた」「演奏が素晴らしかった。ぜひまた参加したい」といった嬉しいお声を数多くいただき、改めて伝統文化の持つ力を実感しました。

私たちは、組子座を単なる展示施設ではなく、日本文化を体感し、人と人がつながる場所にしたいと考えています。
郷土芸能と伝統工芸、さらに着物文化や富山の食・おもてなしを組み合わせることで、これまでにない文化体験が生まれます。
そして、それを観光と結び付けることで、富山だからこそ味わえる新しい魅力を国内外へ発信できる可能性を感じています。

文化は、守るだけではなく、異なる伝統が出会うことで新たな価値を生み出せると感じています。
今回のイベントは、その第一歩となるものでした。

ご来場いただきました皆様、そして素晴らしい演奏と踊りをご披露くださった出演者の皆様に心より感謝申し上げます。

夏休み限定の組子ワークショップ ご予約受付を始めました

今年の夏は、親子で木に触れながら伝統工芸「組子」を体験してみませんか?
組子座では夏休み限定の親子向けワークショップをご用意いたしました。

●蝶組子ワークショップ
蝶の形をした組子に、お好きな木材やパーツを自由に組み合わせて、自分だけのデザインを作る特別体験。
富山県産のりんごの木や、深い紫色が美しい希少木材「パープルハート」などもご用意しています。

組み合わせ次第で作品の表情はさまざま。世界にひとつだけの蝶組子をお楽しみください。

組子細工 夏休み向け 蝶組子

●サッカーボール組子ワークショップ
世界を熱くしたサッカーイベントも終わりましたが、組子座でもサッカーボール型組子細工をご用意してみました。
47本の木製パーツを組み上げてサッカーボールを完成させます。

そのまま飾るのはもちろん、さらに手を加えて自由研究作品として発展させることもできます。


夏休み 組子細工 サッカーボール型

どちらのワークショップも
・自由研究に役立つパンフレット付き
・飾って楽しめる専用台座付き

木のことや組子の歴史を学びながら、夏休みの思い出づくりにもぴったりです。

親子でのご参加はもちろん、大人の方だけのご参加も大歓迎。

この夏だけの数量限定企画となります。
ぜひご予約してからお越しください。

ご予約は組子座のWEBサイトにて

社会に学ぶ『14歳の挑戦』

6月29日から7月3日までの5日間、富山市立藤ノ木中学校の4名の生徒さんが「14歳の挑戦」で弊社にお越しくださいました。
「14歳の挑戦」とは富山県内全ての中学2年生(13〜14歳)を対象に実施されている、原則5日間の職場体験活動や福祉・ボランティア活動のことです。
学校を離れて地域社会の中で様々な仕事を経験し、社会性や将来の生き方を考えるためのキャリア教育プログラムです。
タニハタでは毎年数人の学生さんを受け入れしております。

今回の生徒さんの中には、美術部に所属し、ものづくりに興味があるという方もおられ、皆さん意欲的に取り組んでくださいました。
工場では、組子座で使用する夏休み期間限定ワークショップの組子の製作をお手伝いいただきました。初日は少し緊張した様子も見られましたが、日を追うごとに打ち解け、和気あいあいと楽しそうに作業を進めていました。

最終日には組子座へ移動し、展示やお店のコンセプトについてご紹介しました。その後、4日間で生徒さんたちが製作した地組を使い、実際に葉っぱを組み込むワークショップを体験していただきました。
すると、「この部分は地組がしっかりはまっていない。きっとまだ慣れていない初日に作ったものだ。直したい!」という声が上がりました。短い期間にもかかわらず、組子の納まりを見極める目が養われていることに、大変感心しました。

最後に一人ひとりに感想を伺いました。

「楽しかった」という感想が多く聞かれた中で、事前にタニハタのホームページを見て来てくれた生徒さんからは、「こんなに細かいものを自分に作れるのか不安だったけれど、実際にやってみると少しずつできるようになってうれしかった」と話していただきました。

また、作業を進める中では、それぞれが得意な工程を自然と分担し、効率よく製作を進める工夫も見られました。チームワークを発揮しながら完成までの時間を短縮していく姿は、とても頼もしく、素晴らしかったです。
これから先、日常の中で組子を目にする機会があれば、今回の体験を少しでも思い出していただけたら、とてもうれしく思います。そして、この経験が皆さんのこれからの学びや将来につながるきっかけになれば幸いです。


7月6日から7月10日までの5日間、新庄中学校の2名の生徒さんがお越しくださいました。

お一人は地域のクラブ野球チームに所属され、もう一人の方は学校の硬式テニス部に所属されています。
お二人とも普段からものづくりが好きで、「14歳の挑戦」の活動場所を希望する際に、ものづくりを行っている事業所を選ばれたそうです。

作業中はお二人とも黙々と、それでいてとても丁寧に取り組まれ、その姿はまるで職人のようでした。
組み方をお伝えするとすぐにコツをつかみ、自分なりにより効率よく作業できる方法を見つけて、完成までのスピードもどんどん上がっていきました。

最終日の午前中は組子座へ移動し、開店準備や組子体験に参加されるお客様への体験セットのお渡し、さらに夏休み企画で使用する蝶組子の製作にも取り組んでいただきました。
蝶組子は、お二人とも左右対称のデザインを選ばれましたが、使用する文様や木材の組み合わせが異なり、それぞれの個性が感じられる素敵な作品に仕上がりました。

お二人とも一つひとつの作業に真剣に取り組まれていた姿がとても印象的でした。少し緊張されているのではないか、無理をされていないかと心配していましたが、最後に感想を伺うと、お二人とも「楽しかったです」と笑顔で話してくださり、安心しました。

5日間、本当にお疲れさまでした。これからの学校生活や将来にとって、この経験が少しでも役立つものになれば幸いです。

西川

組子の設置写真が届きました (2026年 夏)

組子設置写真(4物件)が当社に届きましたのでご紹介させていただきます。



1 エスパシオ ナゴヤキャッスル様(名古屋)

2025年10月1日、名古屋城を望む特別なロケーションに、ラグジュアリーホテル「エスパシオ ナゴヤキャッスル」様が開業されました。
タニハタでは、1階廊下の壁面を彩る40枚の組子を製作・納入させていただきました。

2 プレティナレジデンス浅草様(東京)

浅草に新しく誕生したマンション<プレティナレジデンス浅草>のエントランスに、麻の葉ちらしをご採用いただきました。

3 医座寺様(愛媛)

706年の創建以来、1300年以上にわたり歴史を紡いでこられた医座寺様。
このたび、由緒ある寺院の空間づくりにタニハタの枡合わせ組子をご採用いただきました。

4 コムサプラチナ 京都大丸様(京都)
コムサプラチナ 京都大丸」様に、吉祥組子「麻の葉」を納入させていただきました。

タニハタ組子 施工写真集

讀賣新聞全国版で「組子細工」が大きく紹介されました

このたび、讀賣新聞 全国版において、日本の伝統木工技術「組子細工」が大きく紹介されました。

タニハタは今回、組子の歴史や技術に関する情報提供をはじめ、組子文様の意味についての解説、さらに設置写真の貸与など、取材に協力させていただきました。

記事では、組子の起源が約1400年前にさかのぼることや、釘を一本も使わず木を組み上げる高度な職人技、光と影が織りなす日本ならではの美意識などが紹介されています。また、住宅の欄間や障子だけでなく、高級ホテルや商業施設、海外の空間デザインにも採用されるなど、組子が新たな価値を持つインテリア・アートとして世界に広がっていることも紹介されています。昨年納入させていただいた八芳園様のことも掲載されています。

タニハタでは、伝統を受け継ぐだけではなく、新しい文様の開発や立体・球体組子など、新たな表現にも挑戦しています。
伝統技術を現代の暮らしや建築に活かし、次の世代へつないでいくことが私たちの使命だと考えています。

今回、このような形で全国の皆さまに組子の魅力を知っていただける機会をいただけたことを大変嬉しく思います。

讀賣新聞社ならびに取材に携わってくださった皆様に、心より感謝申し上げます。

世界初への挑戦。「真球組子 ASANOHA」が完成しました。

このたび、株式会社タニハタは、新たな組子技術による「真球組子(しんきゅうくみこ) ASANOHA」を完成させました。

組子は、釘を使わず木を組み上げる日本の伝統木工技術です。
しかし、その技法は長年にわたり平面での表現が中心であり、完全な球体を組子だけで構成することは極めて困難とされてきました。
特に、麻の葉文様のような複雑な組子文様を、球体という三次元形状に美しく組み上げることは、従来の組子技術では極めて難しく、完成までには数多くの試行錯誤を重ねました。

私たちは「組子の可能性をもっと広げたい」という想いから研究を重ね、木一本一本の角度や曲線、接合方法を何度も見直し、試作を繰り返してきました。そしてついに、麻の葉文様を美しい球体で組み上げる「真球組子」が完成しました。

真球組子は、伝統技術を守るだけではなく、新しい時代へ発展させるための挑戦でもあります。
建築やインテリア、照明、アートなど、これまでにない空間デザインへの展開も期待しています。

この作品は、富山駅前の組子座(KUMIKOZA)にて展示いたします。
ぜひ実物をご覧いただき、平面から立体へと進化した組子の新たな世界を体感してください。

私たちはこれからも新しい価値を創造し、日本の木工文化を世界へ発信してまいります。

皆さまのご来場を心よりお待ちしております。

球体組子 タニハタ 
球体組子 麻の葉 製作風景 タニハタ

球体組子は、現在、特許出願および意匠登録出願を行っています。

観光庁長官 村田茂樹氏に組子細工を体験いただきました

富山の文化体験施設「組子座」に観光庁長官の村田茂樹氏をお迎えし、組子細工のワークショップをご体験いただきました。

日本の観光行政を担うトップの方に、タニハタが長年受け継いできた伝統木工技術「組子」に実際に触れていただけたことを、大変嬉しく思っております。

ワークショップでは、組子職人の説明を聞きながら、一つひとつの木片を丁寧に組み上げていただきました。
タニハタ組子の魅力を体感していただく貴重な機会となりました。

今回、観光行政の最前線で活躍される村田長官に組子細工を体験していただけたことは、当社にとって大きな励みとなりました。
これからも組子座を通じて、タニハタの木工技術を国内外へ発信し、多くの方々に感動をお届けしてまいります。

タニハタ組子 ワークショップ

観光庁長官 村田茂樹氏 組子のワークショップ
組子座 記念撮影 観光庁長官 村田茂樹氏

組子座 WEBサイト

組子製品 価格改定に関するお知らせ

平素より格別のご愛顧を賜り、誠にありがとうございます。

これまで弊社におきましては、お得意様のご期待に沿うべく、経営の合理化に努め、製品価格を長年据え置いてまいりました。
しかしながら、エネルギーコストや物流コストをはじめとする諸経費が上昇しており、現行の価格体系を維持することが困難な状況となっております。
つきましては、誠に不本意ながら、2026年7月1日受注分より、製品価格を一律10%改定させていただくこととなりました。
(新カタログの価格表は、10%アップしたものになっております。)

尚、すでにお見積りをご提示させていただきました分につきましては、見積有効期限までにご注文いただいた場合に限り、見積金額にて対応させていただきます。

何卒、諸事情をご賢察のうえ、ご理解を賜りますとともに、今後とも変わらぬご高配を賜りますようお願い申し上げます。

谷端信夫

タニハタ組子 新カタログ2026 完成のお知らせ

このたび、株式会社タニハタの新しい組子カタログが完成いたしました。

創業以来70年近く受け継いできた組子技術と、現代の空間に調和する新しい提案を一冊にまとめています。

特に今回は、4月にオープンした組子座の立体的な組子製品を多数掲載。
住宅はもちろん、ホテルや商業施設、オフィス、海外プロジェクトなど、さまざまな空間での活用事例もご紹介しています。

近年では国内のみならず海外からのお問い合わせも増え、昨年も売上げの約20%は海外でした。
実際に組子座に訪れる方の半分以上は海外のお客様。日本文化を象徴するデザインとして組子はかなり広がっているなぁ、と感じます。

今回のカタログは、そうした世界へ向けた発信のツールとしても活用してまいります。(もちろん日本語、英語の二カ国語対応です。)

これからもタニハタは、伝統技術を未来へつなぎ、日本の木の文化とものづくりの価値を国内外へ発信してまいります。

新カタログをご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。





タニハタ組子 新カタログ2026

工場の溝掃除を行いました

工場敷地内の溝掃除、草刈りを職人全員で行いました。
普段は製品づくりに集中している工場ですが、良いものづくりは整理整頓や清掃された環境から生まれると考えています。

溝には落ち葉や木くず、土砂などが少しずつ溜まります。そのまま放置すると雨水の流れが悪くなり、工場環境にも影響を及ぼします。
今回の清掃では、スタッフ一人ひとりが協力しながら溝に溜まった汚れを取り除き、工場周辺をきれいに整えることができました。

タニハタでは、組子づくりだけでなく、働く環境や地域環境を整えることも大切な仕事の一つと考えています。
これからも日々の清掃やメンテナンスを続けながら、気持ちの良い環境の中で、日本の伝統技術である組子づくりに取り組んでまいります。

富山の山から、クロモジをいただく

富山県黒部の山へ入り、組子座で使用するクロモジを採取してきました。

クロモジはクスノキ科の落葉低木で、日本の山に自生しています。
枝に黒い斑点模様があることから「黒文字(クロモジ)」と呼ばれるようになったと言われています。

昔から高級和菓子に添えられる楊枝として使われてきたため、「クロモジ楊枝」という名前を聞いたことがある方も多いかもしれません。
実際に組子座でお客様にクロモジのお茶をお出しすると「あのクロモジの木ね。茶道をやっているから知っているわ」と言われることが多いです。

近年では、お茶以外にも爽やかな香りを持つ精油などでも注目されています。

クロモジ採取 富山
クロモジが採取できる山です。地元の方には予め了解をもらっています。
富山 大理石
黒部では昔、大理石が採れたとのこと。その大理石は国会議事堂にも使用されているとの話しを聞きました。
クロモジの葉 
クロモジの葉は、手の平のように大きく広がるのが特徴です。
クロモジの山
かなり急勾配で登るのは大変でした。。
クロモジ伐採作業 組子座
伐採しても来年にはまた伐採できるようです
クロモジとタニハタ
余裕の笑顔ですが、実際はバテバテ。。

山を守る人。
資源を活かそうとする人。
地域の自然を未来へ残そうとする人。

そうした多くの方々の努力によって、私たちは木を使うことができています。

組子座では、組子だけでなく、その背景にある富山の自然や文化も伝えていきたいと考えています。

今回採取したクロモジは、組子座の空間づくりや香りの演出などに活用する予定です。

組子作品を見るだけではなく、
木の香りを感じて、木を飲む。

そんな五感で楽しむ体験を通じて、富山の自然の豊かさを感じていただければ幸いです。

組子座は、組子を展示する場所であると同時に、富山の森と人をつなぐ場所でもありたいと思っています。

組子座ではクロモジのお茶をお出ししております。

組子座のオープンから一ヶ月が経過しました。

組子座がオープンして、一ヶ月が経ちました。

正直、この一ヶ月は私たちにとって驚きの連続でした。
「富山駅前に店を出すというのは、こういうことなのか」と感じる場面が本当に多くありました。

毎日のように、さまざまな方が組子座を訪れてくださいます。
地元富山の方はもちろん、県外、そして海外からのお客様まで。
建築関係の方、観光で来られた方、ものづくりに興味を持つ学生の方、日本文化を学びたい海外の方など、本当に幅広い出会いがあります。

特に感じるのは、富山駅前という場所の力です。

富山は、東京から北陸新幹線で約2時間。
以前よりも「少し遠い地方都市」ではなく、「思ったより近い場所」になったのだと実感しています。

実際に、
「東京から日帰りで来ました」
「金沢旅行の途中で立ち寄りました」
「海外から来て、日本の伝統工芸を見たかった」
そんな声を多くいただきます。

そして、ただ人が来るだけではありません。
組子座には、日々さまざまな情報や出会いが集まってきます。

富山の飲食店の話。
観光や宿泊の話。
工芸や建築、デザインの話。
林業や環境問題の話。
海外から見た日本文化の話。

駅前にあることで、人と情報が自然に交差していく。
それは、工場だけではなかなか得られなかったワクワクする感覚でした。

組子座を通して、県外や海外の方に素晴らしい富山の魅力を知っていただく。
そして地元の方にも、「富山にはこんな価値があったのか」と改めて感じてもらう。

そんな場所に少しずつ近づけていければと思っています。

オープンから一ヶ月。
まだ始まったばかりですが、この場所から見える景色は、私たち自身にとっても新しい発見の連続です。

これからも、組子だけでなく、富山の文化や自然、ものづくりの魅力を発信していきたいと思います。

今後とも、組子座をよろしくお願いいたします。

組子座 富山こくさい

組子座 WEBサイト

組子座 プレオープンを終えて

4月9日、「組子座」のプレオープンを開催いたしました。
県内外からクリエーターの方々、工事に携わってくださった業者関係者の皆さま約70名の方にお越しいただきました。
改めて、この場を借りて心より御礼申し上げます。

組子座 プレオープン
組子座 プレオープン 挨拶
組子座 プレオープン 様子
組子座 プレオープン ワークショップ

会場となった組子座の空間の中では、ケータリングサービスを取り入れ、木の香りとともにゆったりとした時間が流れました。
料理や飲み物を片手に、組子のワークショップを楽しみながら、自然と会話が生まれ、人と人とがつながっていく――そんな光景がとても印象的でした。

そして、この日の大きな見どころのひとつが「おわら 風の盆」です。
おわらをコンセプトにした組子の前で舞っていただき、、伝統芸能と伝統工芸がひとつに重なる瞬間に、ものづくりを生業にするものとして深い感動を覚えました。


静けさの中に情緒が漂い、空間全体が一体となるような時間でした。
ご来場の皆さまも、その美しさに酔いしれ、深く心に残るひとときになったのではないかと思います。

「組子座」は、単なる展示や販売の場ではなく、人が集い、感じ、つながる場所として生まれました。
今回のプレオープンを通じて、その可能性を強く実感することができました。

これから4月15日の本オープンに向けて、より良い場づくりを進めてまいります。
富山から世界へ、組子の魅力と想いを発信していきます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。   谷端

タニハタが考える<組子細工の定義> 掲げました

組子という言葉が世界に広がる一方で、3Dプリンターでの樹脂素材やNCルータやレーザーカッターによる合板削り出しなど、見た目だけを模した「組子風」の製品が増えています。

美しければよいという考えのもとで本質が曖昧になれば、やがて言葉だけが残り、技術と思想は失われてしまうでしょう。
だからこそ私たちタニハタでは、組子の定義を明確に示すことにしました。  

組子細工の定義

2026年4月1日 谷端 信夫

組子座 オープンのお知らせ


このたび、富山駅前徒歩2分の場所に、組子の可能性を発信する拠点「組子座(くみこざ)」をオープンいたします。
組子座は、伝統技術としての組子細工を、現代建築や空間設計の中でどのように活かせるのかを体感いただく場です。

また、富山の自然や観光名所をモチーフとしたデザインや、曲面・立体組子への展開など、従来の組子技術を超えた木工技法も駆使した作品を設置しています。

さらに、組子座では、実がならなくなり伐採された梨の木や、昨年の熊問題で伐採された柿の木、能登地震で被災した住宅から取り出した青森ヒバなど、廃棄される寸前の素材をアップサイクルし、組子作品に作り替え、新たな価値として空間に組み込んでいます。

意匠としての美しさだけでなく、素材のストーリーや環境への配慮まで含めて設計する。
これからの建築に求められる視点を、組子を通して提案します。

県内、県外、海外の皆さまにとって、新たな素材選択や表現のヒントとなる場になれば幸いです。

ぜひ現地で、実際の質感・精度・スケールをご体感ください。

■ 組子座
〒930-0002 富山県富山市新富町1-2-3 CiCビル一階 
富山駅前 徒歩2分(南口地下通路 南二番出口横) 
TEL:076-411-6118

WEBサイト
https://kumikoza.com/

チラシ A4サイズ

組子座動画

本オープンは4月15日(水)10時 となっております。

組子の製作体験(2月)

2月5日

富山県建築士会の皆様がご来社くださいました。
富山県建築士会は、富山県内の建築士で構成される専門団体です。
研修や講習、地域連携を通じて富山県の建築技術の向上と安全・安心なまちづくりを推進されている団体です。

富山県建築士会 組子工場見学
富山県建築士会 組子工場見学 ワークショップ

今回の体験では、かなり細かいピッチの「竜胆」の文様を組んでいただきました。

ご参加いただいた皆さまからは、
「職人の技術力と精度の高さに圧倒された」
「富山にこのような素晴らしい技術があることを初めて知った」
「実際に細部まで見ることで、組子の奥深さを実感した」
といった嬉しいお声を多数いただきました。

建築の最前線で活躍される皆さまと、素材・構造・意匠について意見を交わす有意義な時間となりました。

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2月9日

京都 DENTO様のFAMツアーにて工場見学にお越しいただきました。

以前、京都のホテルに納めさせていただいた際の施工写真をお見せしたところ、なんと前夜ちょうどそのホテルにご宿泊されていたとのことでした。
すでに組子の写真も撮影されており、この偶然のご縁に大変感動されていました。

京都で伝統の魅力を発信される業者様と、地域材活用や持続可能なものづくりについても意見交換ができ、実りある時間となりました。

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2月20日

東京大学 木質材料学研究室 青木謙治先生と生徒様 20名がご来社くださいました。

昨年7月7日・8日の2日間、弊社社長と職人数名が岐阜県東濃地方のヒノキ材伐採現場および木曽ヒノキ備林ツアーでご一緒した際に、「ぜひ工場見学に伺いたいです」と嬉しいお言葉をいただきました。そのご縁がつながり、このたび弊社へお越しいただく運びとなりました。(当時のブログはこちら

まずは組子の歴史や弊社の取り組みについてご紹介させていただいた後、ミニ組子「胡麻」の製作体験に挑戦していただきました。

地組となる三つ組手では、完成までのスピードを競うべく一斉にスタート。これまでに見たことのないほどの速さで皆さん組み上げられていきました。

一方で、胡麻の葉っぱ組みはやや苦戦されるご様子も見受けられました。しかしその傍らで、先生が真っ先に完成。木の質感や構造を瞬時に手と目で捉え、組み上げられたとのことです。その様子に、学生の皆さんからも驚きの声が上がっていました。

工場見学の際も、組子の構造や木材の特性について熱心に耳を傾けてくださり、活発なご質問をいただきました。

東京大学にて木材の研究されている若い皆様との意見交換は、私たちにとっても大変学びの多い時間となりました。
今回のご訪問が、皆さんの今後の研究や将来のご活動に少しでもお役立ていただけましたら幸いです。

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杉本

2月27日

地球の歩き方様のFAMツアーにて工場見学にお越しいただきました。

地球の歩き方様は、国内外の旅情報を発信する老舗ガイドブックブランドで、近年は地域の深い魅力を掘り下げたコンテンツ制作にも力を入れておられます。
当日は製材から加工、組み上げまでの工程をご覧いただき、無垢材のみを用い木と木を精緻に組む組子の思想と技術をご紹介。
富山の森と水に育まれた素材の背景や、持続可能なものづくりへの取り組みについてもお伝えする貴重な機会となりました。

今後もこのような機会を大切にしながら、海外からお越しの皆さまにも安心して楽しんでいただける工場見学を目指してまいります。

組子の製作体験(1月)

富山国際交流機構様のプログラムの一環として、東南アジアの青年37名の皆様にお越しいただきました。
インドネシア、タイ、マレーシアなど、さまざまな国からご参加いただいています。

当日は2グループに分かれ、2回に分けてワークショップと工場見学を行いました。
今回は「竜胆」のミニ組子を製作していただきましたが、皆さんの製作スピードがとても早く、思わず驚いてしまいました。

完成後には、嬉しそうに出来上がりを見せ合ったり、ご友人同士で写真や動画を撮ったりと、和やかな雰囲気がとても印象的でした。
終了後には、展示物を背景に、自分で製作したミニ組子を手に取り、楽しそうに写真撮影をされていました。

普段なかなか触れることのない組子に実際に触れ、製作体験を通して、見ているだけでは伝わらない多くの魅力を感じていただけたのではないかと思います。また、皆さんが製作に取り組まれている最中の真剣な眼差しや、完成後に見せてくださった笑顔から、ものづくりを楽しむ気持ちや、たくさんの前向きなエネルギーを強く感じました。
この体験をきっかけに、組子の美しさが、国や文化の違いを越えた多くの方々に伝わっていたら嬉しいです。

江端

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