タニハタブログ Blog

組子らんまを作る会社<タニハタ>の日々の出来事、その思いをブログで綴ります。

「ルイ・ヴィトン展」を見て思うこと。

東京に来たついでに紀尾井町で開催されている『旅するルイ・ヴィトン』展に行ってきました。
ルイヴィトンと組子の関係1

「ルイ・ヴィトン」と「組子」にどんな関係が?と思われるかもしれませんが、創業者のルイ・ヴィトン(1821年8月4日 – 1892年2月28日)は創業の頃、上写真のようなトランク(芯材に木材を使用)を製作していました。
(維新の志士、あの板垣退助も利用したそうです。木材を使用していたので頑丈ではありますが、かなり重かったでしょうね。)

展示会にも古い大工道具がたくさん並んでおり、木材に関わる記載もありました。

大工道具を駆使して、木材を見極め、職人が心をこめて製作する。。。
「鞄」と「欄間」の違いはありますが、 「どうやったら良い製品ができるのか」
その思いは、時間を超えて私に語りかけてきます。
ルイヴィトンと組子の関係2

昔の工房の写真、職人達が描いた図面、和室の中の鞄・・・なぜか見ていて懐かしさとともに「うん、うん、そうだよなぁ」と頷きながら見ている自分に気がつきました。

ブランドの展示会にしては珍しく「写真撮影OK」というのも好感が持てました。
ルイヴィトンと組子の関係3

手描きのスケッチ。今ならばCADソフトで図を制作だと思いますが、これはこれで味わいがあります。

ルイヴィトンと組子の関係4


たたみの縁もお洒落です。

ルイヴィトンと組子 七宝文様
ルイ・ヴィトンの鞄に使用されているモノグラム・ラインは、日本の「家紋」に影響を受けているそうですが、七宝柄」が印刷されたブックカバーをみて、改めて日本の伝統文様とも繋がりが深いなぁと感じました。組子欄間に可能性を見いだした思いがしました。