タニハタブログ Blog

組子らんまを作る会社<タニハタ>の日々の出来事、その思いをブログで綴ります。

組子とガラスで空間を仕切る

コロナ禍ということもあり、ガラス入り組子で空間を仕切りたい、という声が増えています。

繊細な組子製品にガラスの持つ強度、機能を付加させることで、組子の用途が大きく広がります。

・空気の流れやざわめきも抑え、よりプライベート感のある独立空間を作り出すことができます。使い方により、光、風、香り、人の気配など調整することも可能です。
・繊細な組子の表面をガラスなどでカバーするカタチになりますので組子の破損が少なくなります。
・エアコンなど冷暖房の調整もしやすくなります。
・マス目にホコリが溜まりにくくなり、組子の美観も保ちます。

(使用する場所や空間の大きさ、使い方によりその効果は変わります。)

美しいだけではない、組子+ガラスのメリットに、今一度ご注目いただければ幸いです。

下記に組子とガラス、紙等を組み合わせた施工例をご紹介させていただきます。

外部の通りから人目をひくファサードをつくりだすことが可能です。レストランなどの商業施設の場合、集客も期待できます。

格子戸 組子各種 組子とガラスの組み合わせ 施工写真3
組子とガラスの組み合わせ 施工写真4 組子とガラスの組み合わせ 施工写真6通路からお店の中を、お店の中から外部を見ることが可能になります。
人の賑わい感を醸し出すことができ、外部から見えるようで見えない・・・微妙な「目隠し」の機能も追加されます。
写真はJR新潟駅構内にある花火模様の組子です。新潟駅改札を出た場所にこの組子が展示してありますので、「新潟といえば華やかな花火」という印象を観光客に与えることができます。又、お店の中への興味も持っていただくことができます。

組子とガラスの組み合わせ 施工写真麻の葉裏面にワーロンや障子紙を貼ることで、柔らかな自然の陽射しを部屋の中に取り入れることができます。引き戸(紙貼り)にすることで外部から風、自然光を取り入れることも可能です。

組子とガラス高級感のある独立した小部屋をつくることも可能です。

組子とガラスの組み合わせ 施工外部と内部の境目があいまいな部分を「組子+ガラス」で作り出し、光、風、香り、人の気配など調整して取り入れることが可能になります。