タニハタブログ Blog

組子らんまを作る会社<タニハタ>の日々の出来事、その思いをブログで綴ります。

4年前の大震災を振り返って

東日本大震災から今日で4年が経過します。

死亡が確認された人は、岩手、宮城、福島など12都道県で、1万5891人。
いまだ、2584人の方の行方が分かっていません。。。
1日でも早く、一人でも多くの方が、ご家族のもとに戻られることを心からお祈りしています。

私自身、4年前に富山・福島間を自動車で往復しました。

富山に帰ってからも福島から富山に避難された方のために小さなボランティアを行いました。

短い関わりでありましたが、人にとって大切なことを多くの方から教えてもらったとおもっています。

福島に行ってから私自身は原発反対の立場をとっております。

小さなこの日本の大地に1,595平方キロメートルという途方もない(人が住めない)汚染された土地ができて、いまだに不都合な生活を強いられている人達のことを思うと日本人として大きな憤りを感じます。

震災から4年が経過しましたが、当社でもやっと工場の屋根に太陽光パネルを置くことになりました。
(今週3月9日から工事に入りました。)

工場で使う電力は、自分達でまかなう。
零細企業にとって大きな設備投資ではありますが、4年かけて何とかたどりつきました。


環境にまったく負担をかけずに会社経営をすることはできませんが、少しでも社会や子孫に負担をかけない経営をめざしていきたいとおもっております。

原発反対の立場ではありますが、私は原発に関係する組織やそこで働く人達を非難するつもりもありません。
現代人が電気を使わない生活にはもう戻れないと思いますし、原発はその生活が呼び起こしたシステムでもあります。

50年後、日本の総人口は9000万人を割り込み、2人に1人が60歳以上という高齢者の国になってしまいます。
世界の人口が増加するなか、世界の端にある小さな民族になっていく、ということです。
(私もそのひとりになりますが。。)

ドイツはエコ大国と言われていますが、家庭(個人)、企業、自治体、政府が一体になって活動していることにより大きな歯車が動いていると言われています。

小さな国「日本」もぜひ皆でスクラムを組んで、そういう社会に向けて歩き出してほしい。
小さくても、気概を持った国になるように。
4年前の大震災が、少しでも未来に生かされるように
祈りにも似たような思いで工事を今、見守っております。

 

2015年3月11日  谷端信夫