タニハタブログ Blog

組子らんまを作る会社<タニハタ>の日々の出来事、その思いをブログで綴ります。

組子製作体験に来ていただきました(3団体)

3月になり雪国富山も暖かくなってきました。
県外から中学校2校と 富山県経営者協会様の3団体の皆様にご来社いただきました。


3月3日 新潟県の妙高市立新井中学校から35名の生徒さんが来社されました。

皆さん熱心に組子製作体験に参加していただきました。こちらが驚くほど、集中力が高く、黙々と組子を真剣に組み立てておられました。

生徒さんに実際に見ていただきながら弊社で使用している木材の説明をしましたが、神代杉の樹齢約2500年という年数に「すごい・・・」と驚いておられました。

天気が良かったので、材木置き場もご紹介しました。

今回は富山県内の工房や資料館など生徒さん自身でいきたい場所を選んで見学する学習だったそうです。
その中でもSDGsについて勉強するためにタニハタの工場見学を選んでくださりました。
数ある見学場所の中からタニハタを選んでいただきとても嬉しく感じます。
タニハタの工場見学を通して、生徒さんに組子製作の素晴らしさや、和の大切さについてだけでなく、今後の課題であるSDGsへの取り組みや環境へ負担をかけないモノづくりについての重要性を少しでも知っていただけたらありがたいです。

志賀

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3月9日 燕市立燕中学校様 29名 来社されました。

最初に会社のプロモーション動画を観ていただきました。
会社説明の中では弊社が取り組んでいる8つのSDGsの項目について詳しく紹介しております。

昔ながらの製法である葉っぱ落としを職人が実演しました。
あっという間に組子のパーツが揃い麻の葉の文様が出来上がる様子に生徒さんから「わーっ!」と歓声が上がりました。

ベテランの職人から組子製作で肝心な木材の選別、木取りについてお話させていただきました。

燕中学校様にいただいたアンケートを一部紹介させていただきます。
職人から直接話を聞くことができ良かったと大変喜んでいただきました。
次回も職人から生徒さんに組子製作にかける熱い想いをお届け出来たらと思います。

西川

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3月14日 富山県経営者協会様・環境委員会メンバーの皆様13名が来社されました。

富山県経営者協会は、1947年に設立された富山県を代表する経済団体の一つです。
現在の会員数は470社(2022年4月1日)を数え、富山県内の経営者の情報交換の場として活動を活発に続けておられます。
https://www.toyama-keikyo.jp/

昨年3月にも他の部会メンバー12名の方が来社され、今回で二回目のワークショップとなりました。

環境委員のメンバーということもあり、質問は「エネルギー」「電力」などに関することが多かったです。

全体に和気あいあいと楽しんでいただき、こちらも大変勉強になりました。

組子製作の際に発生する木材の切削クズから作るペレタイザーにも興味をもっていただきました。

この日はアメリカ、韓国、イギリスに送る組子をご覧いただきました。 海外に送る組子が増えています。

コロナ禍も一段落ついて、工場見学も増えてくると思いますが、来社されたお客様に少しでも気持ち良く体験していただけるよう、これからも社員達と共に工夫してまいりたいと思います。

 谷端