東京・六本木にあるスペイン大使館で開催されたスペインのデザイナー<アンドレウ・カルーヤ氏>の特別セミナーに参加させていただきました。
セミナーの内容は、アンドレウ・カルーヤ氏が伝統的な日本の職人文化に魅せられ、日本各地をめぐって出会った手仕事の世界を紹介しており、デザイナー、建築家の方など100人くらいの方が聴講されていました。スペインの方のデザイン視点や文化的背景について語られる内容は、日本のものづくりのあり方を再考させられるものでした。これからの空間デザインや職人の働き方、日本の素材の価値について多くのことを知る機会となりました。
現代のデジタル社会に対しても疑問を呈しておられ、組子製作から出る音や香り、木の質感など人間の五感を使ったモノづくりにも重要な価値があることを教えていただき、もっと大切にして発信しなければならないと思った次第です。
今年の夏にご家族で当社に来社され組子のワークショップや工場見学を楽しんで行かれ、そんなご縁のお陰でセミナーの最後には壇上にまであげていただき、とても記念になる体験をすることができました。


小さな亀甲組子を展示していただきました。

スペイン大使館は佇まいの美しい建物でした。
今回のセミナーを通じて、素材と時間、手仕事にまつわる本質的な問いに向き合う貴重な機会を得られたことに感謝しています。
アンドレウ・カルーヤ氏 プロフィール