タニハタブログ Blog

組子らんまを作る会社<タニハタ>の日々の出来事、その思いをブログで綴ります。

社会に学ぶ『14歳の挑戦』

6月29日から7月3日までの5日間、藤ノ木中学校の4名の生徒さんが「14歳の挑戦」で弊社にお越しくださいました。

生徒さんの中には、美術部に所属し、ものづくりに興味があるという方もおられ、皆さん意欲的に取り組んでくださいました。
工場では、組子座で使用する夏休み期間限定ワークショップの組子の製作をお手伝いいただきました。初日は少し緊張した様子も見られましたが、日を追うごとに打ち解け、和気あいあいと楽しそうに作業を進めていました。

最終日には組子座へ移動し、展示やお店のコンセプトについてご紹介しました。その後、4日間で生徒さんたちが製作した地組を使い、実際に葉っぱを組み込むワークショップを体験していただきました。
すると、「この部分は地組がしっかりはまっていない。きっとまだ慣れていない初日に作ったものだ。直したい!」という声が上がりました。短い期間にもかかわらず、組子の納まりを見極める目が養われていることに、大変感心しました。

最後に一人ひとりに感想を伺いました。

「楽しかった」という感想が多く聞かれた中で、事前にタニハタのホームページを見て来てくれた生徒さんからは、「こんなに細かいものを自分に作れるのか不安だったけれど、実際にやってみると少しずつできるようになってうれしかった」と話していただきました。

また、作業を進める中では、それぞれが得意な工程を自然と分担し、効率よく製作を進める工夫も見られました。チームワークを発揮しながら完成までの時間を短縮していく姿は、とても頼もしく、素晴らしかったです。
これから先、日常の中で組子を目にする機会があれば、今回の体験を少しでも思い出していただけたら、とてもうれしく思います。そして、この経験が皆さんのこれからの学びや将来につながるきっかけになれば幸いです。


7月6日から7月10日までの5日間、新庄中学校の2名の生徒さんがお越しくださいました。

お一人は地域のクラブ野球チームに所属され、もう一人の方は学校の硬式テニス部に所属されています。
お二人とも普段からものづくりが好きで、「14歳の挑戦」の活動場所を希望する際に、ものづくりを行っている事業所を選ばれたそうです。

作業中はお二人とも黙々と、それでいてとても丁寧に取り組まれ、その姿はまるで職人のようでした。
組み方をお伝えするとすぐにコツをつかみ、自分なりにより効率よく作業できる方法を見つけて、完成までのスピードもどんどん上がっていきました。

最終日の午前中は組子座へ移動し、開店準備や組子体験に参加されるお客様への体験セットのお渡し、さらに夏休み企画で使用する蝶組子の製作にも取り組んでいただきました。
蝶組子は、お二人とも左右対称のデザインを選ばれましたが、使用する文様や木材の組み合わせが異なり、それぞれの個性が感じられる素敵な作品に仕上がりました。

お二人とも一つひとつの作業に真剣に取り組まれていた姿がとても印象的でした。少し緊張されているのではないか、無理をされていないかと心配していましたが、最後に感想を伺うと、お二人とも「楽しかったです」と笑顔で話してくださり、安心しました。

5日間、本当にお疲れさまでした。これからの学校生活や将来にとって、この経験が少しでも役立つものになれば幸いです。

西川