和風衝立・間仕切り欄間を作る組子職人のブログ TANIHATA'S BLOG

TOP和風衝立・間仕切り欄間を作る組子職人のブログ>2009年9月

組子職人が日々のおもいをブログにつづります

今日、一人の職人が定年を迎えました。


本人が働きたいと考えているのならば
いつまでも会社で働いていただく、というのが基本的な私の
考えなのですが、今回のケースは少し違っていました。


彼は聾唖者でした。(Tさんと呼びます。)

IMG_6862.jpg




昭和42年に入社したTさんは私が物心ついたときから
タニハタで組子職人として働いていました。

職人という字は<耳に音>と書きます。

現代のように先輩職人が手とり足とり丁寧には教えてくれない時代です。

「先輩の仕事を耳で聞いて仕事をおぼえろ!」と言われた
時代で耳が聞こえない、話すことができないという
ハンデキャップは想像を絶する苦労があったとおもいます。

そういう中でTさんは一人前の組子職人になりました。



しかし、1990年代後半から業界は大きく様変わりしました。

> 続きを読む "一人の組子職人が定年を迎えました。"

シルバーウィーク・・。
長い休みでした。


「秋」というシーズンにこんなにも長い間、会社を休みにするのは
初めてです。(ほとんどの方はそうだとおもいますが・・。)


この休みの間に嬉しいことがありました。
(今日は仕事以外のことをブログに書きます。)



少し長くなりますが・・


今年の冬の話しです。(ちょっと不思議な話しです。)




1月の大雪の中、日曜日なのにタニハタの職人が朝早くから会社に
来ていました。

「今日、日曜日なのにどうしたがけ?
それもこんな大雪の中・・」

私が聞くと


「先週、外に置いてある材木と材木の間に子猫が一匹いたので可哀相だからと
エサをあげたら住みついてしまって・・。

今日やらないと死んでしまうかもしれないからエサをやりに来たがやちゃ。」

私も猫を4匹飼っているので、その時は、

「う???ん、うちの職人はやっぱり人が良いな??。」

と関心しながらその場を去りました。

(これが良かったのか、悪かったのか・・。)


私は、この出来事をすっかり(うっかり)忘れてしまいました。

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5月末になり、うちの若い職人が

「社長。子猫がたくさん、材木置き場にいますよ。」

と仕事の帰りに伝えにきました。


「えっ!  たくさん??(そういえば子猫が一匹いたはず・・)
何匹いた?」


「親猫もいれると四匹です。」


「4匹・・・・・・。」


すぐに材木置き場にいくと親猫の後ろに3匹の猫が走り去っていきました。

他にももう1匹、父猫のような大きな(ボロボロの白猫も)1匹近くにいました。

正直、愕然としました。

冬場にうちの職人がエサをあげていた子猫はメスで、あれからずっとエサを
あげていたので子供を産める大きさに育っていたのです。


材木置き場の一番端の部分でしたので、私自身全く気づきませんでした。

「4匹+1匹か・・・。 大所帯だな・・。どうするか・・。」


会社にはたくさんの刃物が付いた木工機械や道具があります。

親猫は警戒して工場内に入ってきませんが、子猫はウロウロして
機械に巻き込まれる危険があります。(職人も危険です。)


とにかく捕獲作戦(!?)に実行しました。


猫を運ぶキャリー(カゴ)が一個あったので
中にエサを入れておびきよせ、どうにか子猫を1匹だけ捕獲。

子供の友達に猫を飼いたい、という子がいたので(少し可哀相でしたが)
すぐにもっていきました。

「この調子なら他の猫もどうにかなるかも。」

と思いましたが、すぐに考えが甘かったことに気付きました。


子猫を捕られた親猫はその後警戒してカゴには入ってくれなくなりました。


いろいろなな作戦を実行しましたが、(一人の職人は無理矢理カゴにいれようとして
爪であっちこっちをくじられ、負傷)どれも成功しませんでした。

P1000531.jpg




それからなんだかんだと三ヶ月経過・・。

エサだけはやり続けていました。




> 続きを読む "木から産まれた猫"

シルバーウィーク・・・
今週末はすごい連休がありますね。土曜日が休みの会社は何と5連休!

ちなみに今年の後は2015年までこの大型連休は出現しない見込みだそうです。


当社の休みは<暦通り>になりますので9月20日から23日までお休みになります。

連休中の和風組子商品の納期ですが、下記のようになります。


●塗装品、無塗装品に関わらず連休後の出荷になります。
ただし、組子スクリーンのみ連休前の出荷が可能です。

(9月16日までの注文に限ります。)

当社の商品のほとんどは注文を受けてから製作を始める
「受注生産品」になるために製作時間が掛かります。

連休中に商品を使用したい、という方は納期にご注意ください。

※お急ぎの場合はお電話でご確認ください。
0120-41-2872 フリーダイアル

先日行われた富山家具展示会で弊社の千本格子・組子行灯がインテリア設計士協会賞を受賞しました。



今回製作した千本格子・組子行灯は神代杉(地中に数千年埋まっていた貴重な杉)を材料に製作したものです。
オサ組子の繊細さとそこから洩れる光の美しさと相まって空間に「和」の雰囲気を醸し出します。

一組、9万5千円の価格になりますが、今回の受賞を記念して3組限定で6万円の特別価格で発売いたします。
(9月11日PM9時より発売)


また、受賞記念として各種組子パネルも特価で販売する予定です。

9月11日のホームページでお知らせさせていただきますのでお見逃しないよう
お願いいたします。

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9月5日(土)から7日(月)まで富山県産業展示館(テクノホール)にて行われる富山県家具フェスティバルにタニハタが出店します。

「富山県家具フェスティバル」は、今回で46回を迎えるイベントで家具職人の技術やデザインの向上を図り、より多くの人に家具を見てもらおうと、県家具組合連合会が毎年開いています。

会場には、富山県内の家具店や製造メーカーなどからおよそ1万点が展示販売されています。

タニハタでは、組子の間仕切りや普段販売していない規格外のお買い得品などを中心に販売する予定です。

お近くにお住まいの方はぜひお越しください。


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プロフィール

タニハタスタッフ株式会社タニハタは昭和34年に谷端組子店として創業しました。創業以来、組子一筋でやってきました。
モノづくりを極めようとする職人集団のブログです。
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