タニハタブログ Blog

組子らんまを作る会社<タニハタ>の日々の出来事、その思いをブログで綴ります。

大判組子製作のための木工機械を導入。納期の短縮をめざします

最近の傾向として「組子」をホテルや空港、美術館などの大きな商業空間で使用されるケースが増えてきています。オリンピックや北陸新幹線開業に伴いこの傾向はまだまだつづく感じです。
引き合いをいただくことはありがたいことなのですが、それに伴い納期が遅れ気味になったことが最近の悩みの種でした。。
(繊細な意匠の組子を大型にすることは、かなりの製作手間がかかります。。)

そこで大きな絵画のように 組子を飾りたい・・というお客様のために大判組子の表面を綺麗に仕上げることができる機械設備を導入しました。

今までは職人の手により数時間かけて作業していましたが、これらの機械でかなり時間短縮することができます。

もちろん大型組子に限らず、従来のサイズの組子にも使用できますので全体に納期を短縮することができます。壁面装飾、店舗装飾、光壁 製作のための木工機械を導入

組子は半分手作りのような仕事だから納期は遅れて当たり前・・・では、組子の未来はありません。
手作業(アナログ)と機械(デジタル)の良いところを織り交ぜながら、これからの時代に合わせたモノづくりを柔軟に行っていきたいと思います。