タニハタブログ Blog

組子らんまを作る会社<タニハタ>の日々の出来事、その思いをブログで綴ります。

組子動画「たて格子」アップいたしました。


たて格子はシンプルなデザインですが、その製作方法は「素組み」「貫格子」「組手腰」など多様な組み付け方法があります。
「組手腰」の技法を応用して変わった仕様の格子も製作することができます。

タニハタ YouTubeチャンネルに技法紹介動画をアップしました。

たて格子
組手腰


下記の格子は、四角い空きの部分に三ミリくらいの突出した部分がありますが、これは桟を貼り付けしたものではなく
桟を一本一本切削したもの(組手腰の応用)になります。
通常の格子に比べて表情にメリハリがでて高級感がでます。

ホテル 京都リッツカールトン様の建具にこの技法が使用されています。

手の込んだ木工技術にはそれだけの価値があり、後世に残すべきものとタニハタでは考えています。
これからもタニハタでは日本の伝統技術を紹介していきたいと思います。