タニハタブログ Blog

組子らんまを作る会社<タニハタ>の日々の出来事、その思いをブログで綴ります。

富山の山から、クロモジをいただく

富山県黒部の山へ入り、組子座で使用するクロモジを採取してきました。

クロモジはクスノキ科の落葉低木で、日本の山に自生しています。
枝に黒い斑点模様があることから「黒文字(クロモジ)」と呼ばれるようになったと言われています。

昔から高級和菓子に添えられる楊枝として使われてきたため、「クロモジ楊枝」という名前を聞いたことがある方も多いかもしれません。
実際に組子座でお客様にクロモジのお茶をお出しすると「あのクロモジの木ね。茶道をやっているから知っているわ」と言われることが多いです。

近年では、お茶以外にも爽やかな香りを持つ精油などでも注目されています。

クロモジ採取 富山
クロモジが採取できる山です。地元の方には予め了解をもらっています。
富山 大理石
黒部では昔、大理石が採れたとのこと。その大理石は国会議事堂にも使用されているとの話しを聞きました。
クロモジの葉 
クロモジの葉は、手の平のように大きく広がるのが特徴です。
クロモジの山
かなり急勾配で登るのは大変でした。。
クロモジ伐採作業 組子座
伐採しても来年にはまた伐採できるようです
クロモジとタニハタ
余裕の笑顔ですが、実際はバテバテ。。

山を守る人。
資源を活かそうとする人。
地域の自然を未来へ残そうとする人。

そうした多くの方々の努力によって、私たちは木を使うことができています。

組子座では、組子だけでなく、その背景にある富山の自然や文化も伝えていきたいと考えています。

今回採取したクロモジは、組子座の空間づくりや香りの演出などに活用する予定です。

組子作品を見るだけではなく、
木の香りを感じて、木を飲む。

そんな五感で楽しむ体験を通じて、富山の自然の豊かさを感じていただければ幸いです。

組子座は、組子を展示する場所であると同時に、富山の森と人をつなぐ場所でもありたいと思っています。

組子座ではクロモジのお茶をお出ししております。