タニハタブログ Blog

組子らんまを作る会社<タニハタ>の日々の出来事、その思いをブログで綴ります。

世界初への挑戦。「真球組子 ASANOHA」が完成しました。

このたび、株式会社タニハタは、新たな組子技術による「真球組子(しんきゅうくみこ) ASANOHA」を完成させました。

組子は、釘を使わず木を組み上げる日本の伝統木工技術です。
しかし、その技法は長年にわたり平面での表現が中心であり、完全な球体を組子だけで構成することは極めて困難とされてきました。
特に、麻の葉文様のような複雑な組子文様を、球体という三次元形状に美しく組み上げることは、従来の組子技術では極めて難しく、完成までには数多くの試行錯誤を重ねました。

私たちは「組子の可能性をもっと広げたい」という想いから研究を重ね、木一本一本の角度や曲線、接合方法を何度も見直し、試作を繰り返してきました。そしてついに、麻の葉文様を美しい球体で組み上げる「真球組子」が完成しました。

真球組子は、伝統技術を守るだけではなく、新しい時代へ発展させるための挑戦でもあります。
建築やインテリア、照明、アートなど、これまでにない空間デザインへの展開も期待しています。

この作品は、富山駅前の組子座(KUMIKOZA)にて展示いたします。
ぜひ実物をご覧いただき、平面から立体へと進化した組子の新たな世界を体感してください。

私たちはこれからも新しい価値を創造し、日本の木工文化を世界へ発信してまいります。

皆さまのご来場を心よりお待ちしております。

球体組子 タニハタ 
球体組子 麻の葉 製作風景 タニハタ

球体組子は、現在、特許出願および意匠登録出願を行っています。