4年前、中学生向けの数学教科書にタニハタの組子が掲載されたのですが、今回は小学生向けの教科書にタニハタの組子「七宝」が掲載されました。
(タニハタの社名も裏表紙に入れていただきました。)
市販されている一般雑誌などと違い、教科書に掲載されるケースが少ないのでこういう事例はやっぱり嬉しいですね。
子供達の教育にささやかでありますが、うちの組子が役立っていると思うとまたやる気も湧いてきます。ありがたいです。
組子らんまを作る会社<タニハタ>の日々の出来事、その思いをブログで綴ります。
4年前、中学生向けの数学教科書にタニハタの組子が掲載されたのですが、今回は小学生向けの教科書にタニハタの組子「七宝」が掲載されました。
(タニハタの社名も裏表紙に入れていただきました。)
市販されている一般雑誌などと違い、教科書に掲載されるケースが少ないのでこういう事例はやっぱり嬉しいですね。
子供達の教育にささやかでありますが、うちの組子が役立っていると思うとまたやる気も湧いてきます。ありがたいです。
国内屈指の家具産地である飛騨高山。
富山から車で約2時間の場所にあります。
匠の伝統と技を受け継ぎ、飛騨では今も家具が作られています。
その飛騨高山では年に一度家具フェスティバルを開催しており、
高山市内に点在するメーカーのショールームや稼働中の家具工場の中が見学できる、
との話しを聞いて職人達と勉強がてら行ってきました。
曲げ木家具で有名な飛騨産業さん。
木取り作業ですが、大きな音から耳を保護するためにイヤーパッドを装着されていました。職人の体のことを大切にしている社風が感じられます。
大きな集塵機。集めた木クズはボイラー室で燃料として使用されています。太陽光発電も行われており、脱炭素を意識したモノづくりが行われていました。
たくさんの備品や部材も整理整頓されています。素晴らしい!
女性の職人も多く、力作業もスムーズにこなしていたのが印象に残りました。
組子を面材に使った家具も数多く出品されていました。
町の中ではあちらこちらで家具の展示会が行われていました。
展示品は家具が中心でしたが、組子に通じる木工技術も多く、うちの若い職人達も熱心に見ていました。
コロナで工場に籠もりがちな日々が続いたので職人達もリフレッシュできたようです。高山も町並みを美しかったです。
飛騨の家具フェスティバル(10月28日まで)
久しぶりに木曽近くまで行ってヒノキ材、杉材の買い付け(競り)に行ってきました。

朝5時に富山を出て、9時に現地到着。
大きな倉庫内には、たくさんの木材が並んでいますが組子に使用できるヒノキ、杉の量は限られます。
この木材の中から色、木目の素直さや細かさなど時間をかけて吟味して、うちの組子に適したものだけを競り落とします。
杉、ひのき、神代杉・・・かなり上質の材料を競り落とすことができました。こういう時は木工業者として幸せな気分になります。
コロナ禍でも木の伐採、製材をしておられる林業関係の皆様に感謝。
他の材料をみていると・・・
屋久島に自生する樹齢1000年以上の「屋久杉」はもう伐採することができませんので市場にたくさん並ぶことは珍しいです。
(屋久杉は厳しい管理をされていますので、伐採どころか山から運び出すこともできません。今並んでいるものは、規制が入る前から地元の木工業者が在庫していたものになります。)

天板として使うには厳しいですが、細く挽き割る組子の材料としては問題ありません。木目もかなり細かいものばかりです。
写真の屋久杉をすべて落札しました。うちの美術組子に使用する予定です。
太いケヤキの柱材 長さ6メートル。。神社仏閣に使用されるのだと思いますがどうやって設置するのか見てみたいです。
コロナウィルスの影響なのか普段並ばない木材が数多くでており、大変勉強になりました。

いよいよ北陸の厳しい冬がやってきます。タニハタでも寒い日が続きましたので、薪ストーブを設置いたしました。
タニハタの薪ストーブは、製鉄発祥の地、岩手県釜石市の工場が製作したかなりゴツイ工場用大型薪ストーブです。
このスト ーブは、上部のタンクに大量の薪を詰め込めるので、職人の作業の手を止めることがありません。
薪は組子製作の際に発生する杉、ヒノキなど木材の端材を利用します。
寒い時期に備えて春~秋のシーズンに端材をストックしておきます。
薪ストーブで暖められた空気は、空間の上層に溜まり、下層部分は寒くなるので天井にサーキュレーターを3台設置しました。
サーキュレーターの使う電気代は月数百円程度。
空気を循環させて冷暖房の効率を上げ、省エネを図っています。
細かいことではありますが、小さなことを積み重ねて無駄なエネルギーを使用しない工夫を続けていきます。

タニハタの工場入り口には、リアルタイムで「電力使用量」と「発電量」を見ることができるモニターを設置しております。
そのモニターで社員全員が工場内の「 電力」 を確認する習慣をつけています。予め設定した数値以上の電力を使用するとアラーム音が鳴るように設定してあり、夏や冬など極端に電力を使う時期はピーピーと音が鳴り響きます。
「こんなことしていたら、作業者の手が止まり仕事にならないのでは?」と聞かれることがありますが、実際に音がなり響くのはシーズンピークの数日だけ。

この装置により 、 工場で一番電力を使う のは切削した木クズを吸う 集塵機であることが判明。全使用量の 40%以上を占め、ここに対策を講じることで、大幅な電力削減を実現できました。製造工場の中で電力が占める割合として、「製造に関わる部分」「冷暖房に関わる部分」「照明やパソコンなどの電灯部分」に分けられますが、細かく各電力の使用部分を見て、対策を施し、積み重ねることで大きな節電効果が生まれます。
脱炭素社会を実現するために、まずは<電力使用量の可視化>を行うことは重要なことと思います。
タニハタでは組子製作に使用している電力を北陸電力<アクア エコプラン>の契約に切り替えました
本日9月1日から再生可能エネルギー<水力発電由来の電力>を使用しての組子づくりを行います。
富山は「水」王国なのになぜこういうプランがないのか・・・以前から不思議に思っていたのですが、やっとこれで富山らしいモノづくりができます。
このプランを契約すると当社で使用する電力は「CO2排出ゼロ」というカタチになります。
今年はこの後、工場屋根の太陽光パネルの追加工事、組子製作の際に発生する大鋸屑をペレットに変える装置、およびペレット暖房の導入などを予定しています。
再生可能エネルギー100%のモノづくり。
化石燃料を使わないモノづくりなんて本当にできるのかどうか・・・
今から地球温暖化をとめることなんてできるのかどうか・・・
20人の会社でどこまでできるのか、自分なりに試していきたいと思います。
最新の組子設置写真を施工写真ギャラリーにアップいたしました。
Hotel Hankyu RESPIRE OSAKA 様
ささらや 羽田エアポートガーデン店 様
名古屋伏見Kスクエア 様
皇居外苑 楠公売店 様
マンダリンオリエンタル香港 志魂 様
マンダリンオリエンタル東京 鮨 心 by 宮川 様
雅樂倶 様
他 下記は外部リンクになります。
コロナ禍ということもあり、ガラス入り組子で空間を仕切りたい、という声が増えています。
繊細な組子製品にガラスの持つ強度、機能を付加させることで、組子の用途が大きく広がります。
・空気の流れやざわめきも抑え、よりプライベート感のある独立空間を作り出すことができます。使い方により、光、風、香り、人の気配など調整することも可能です。
・繊細な組子の表面をガラスなどでカバーするカタチになりますので組子の破損が少なくなります。
・エアコンなど冷暖房の調整もしやすくなります。
・マス目にホコリが溜まりにくくなり、組子の美観も保ちます。
(使用する場所や空間の大きさ、使い方によりその効果は変わります。)
美しいだけではない、組子+ガラスのメリットに、今一度ご注目いただければ幸いです。
下記に組子とガラス、紙等を組み合わせた施工例をご紹介させていただきます。
外部の通りから人目をひくファサードをつくりだすことが可能です。レストランなどの商業施設の場合、集客も期待できます。

通路からお店の中を、お店の中から外部を見ることが可能になります。
人の賑わい感を醸し出すことができ、外部から見えるようで見えない・・・微妙な「目隠し」の機能も追加されます。
写真はJR新潟駅構内にある花火模様の組子です。新潟駅改札を出た場所にこの組子が展示してありますので、「新潟といえば華やかな花火」という印象を観光客に与えることができます。又、お店の中への興味も持っていただくことができます。
裏面にワーロンや障子紙を貼ることで、柔らかな自然の陽射しを部屋の中に取り入れることができます。引き戸(紙貼り)にすることで外部から風、自然光を取り入れることも可能です。
高級感のある独立した小部屋をつくることも可能です。
外部と内部の境目があいまいな部分を「組子+ガラス」で作り出し、光、風、香り、人の気配など調整して取り入れることが可能になります。
新型コロナウィルスによる緊急事態宣言で休業状態となっておりました大阪・南港の「タニハタ・組子ギャラリー」が通常営業となりました。
大阪ギャラリーでは、タニハタ組子文様18種(規格マス目、大柄タイプ)全種を展示。また、龍をイメージした大判組子や京都の古い町屋をイメージした美術組子なども展示しております。
通常営業開始にともない、大阪ショールームでは「VR(バーチャル)ショールーム」のサービスも開始いたしました。
VR ショールームでは、会社やご自宅のパソコンやスマートフォンから施設にどのようなものを展示してあるのかご覧いただくことができます。
新型コロナウィルスで思うように外出ができないお客様は、ぜひ一度ご活用いただければと思います。
「地産地消」という考え方が浸透して建築業界も極力、設置する地域の木材を使って家を建てよう、という大きな動きがあります。
当社にも「地元の木を使って組子を製作してもらえないか?」というお話しを一ヶ月に1~2件ほどいただきます。
組子の材料は、家を建てる木材などと違い、木を薄く挽き割るためにかなり厳選した木を使わないと納入した後でも品質に問題がでてくることがあります。(特に反りやねじれなど発生することがあります。)
当社では富山、吉野、長野、岐阜の組子用木材を常備在庫しておりますが、それ以外の地域の木材を使って製作する場合は組子に適した木材を探す時間が必要になります。
(杉材は比較的手に入りやすいですが、組子用のヒノキ材入手は難しいです。)
また、材料を仕入れてもその状況により最低4~5ヶ月木を乾燥させる必要があります。
上記の理由から「地元の木を使って組子を製作してもらえないか?」というお問い合わせをいただいた場合は、
1 杉材ならば可能 2 注文してから最低4ヶ月ほどかかる とお答えしております。
予めご了承のほどよろしくお願い申し上げます。

※写真は福井県に納入する組子になります。福井産の杉材でご指定いただき現在製作しております。
朝8時より、工場周辺の屋外清掃を全社員で行いました。
(大がかりな屋外清掃は、5月と10月の年二回行っています)
工場の敷地はもちろん、近辺の溝掃除や草むしり、ゴミ拾いなど・・・
今年は新型コロナウィルスのこともあり、工場周辺をとにかく綺麗にしよう、ということでいつもより時間をかけて行いました。
地方の場合、校下や町内などで年に2~3回清掃活動が決められており
社員達もあたり前な感じでやってくれるので本当に助かります。
このあたりは都会の会社とは少し違うのかもしれません。
日本だけコロナウィルスの死亡率が極端に低い、というのもこんな綺麗好きな国民性も少しは関係しているのかな?と思ったりもします。
当社の場合、特にこういう「綺麗好き」「几帳面な人」でないと「0.1ミリの精度にこだわる組子」という仕事は続きません。敷地の隅に伸びている小さな雑草を刈り取るのも、組子の端の小さな木粉をとるのも、同じように繋がっている、と思っています。懸命に清掃している社員達をみて、改めて当社の組子仕事はそこが重要だと感じた次第です。

長い連休も終わり、本日5月7日から通常営業となります。
政府の緊急事態宣言も5月31日まで延長となっており、当社でも引き続き新型コロナウィルス対策を行いながら仕事を行っていきたいと思います。
●感染拡大防止のための当社の具体的な対策として・・・
1 社内でのマスク着用の徹底 (梱包・検品部門は手袋を使用)
2 人との間隔は極力2メートル以上離れて作業を行う
3 作業服はこまめに洗濯
3 換気の徹底(開口部を10センチ以上開ける)
4 会社の入り口、手洗い場に消毒設備を置く(消毒の徹底)
5 整理整頓の徹底(人が触れるドアの取っ手や床などの清掃をこまめに行う)
職人同士が距離を保てるように、作業場はもろろん通路も製品や備品で「密」にならないように工夫。
他
・組子を梱包する段ボール材の表面は、汚れのわかりやすいホワイトタイプを使用。
・5月は残業を行わずに午後6時前には全員帰社。
(平日は通常通り営業)
お客様が少しでも安心して当社をご利用いただけるよう工夫しながらこれからも営業してまいりたいと思います。
台湾から日本へマスク200万枚寄贈された、というニュースが今日流れてきましたが、
タニハタにも台湾のお客様からマスクが200枚届きました。
励ましのお言葉もいただきました。(原文そのまま)「量が少ないですが、すみませんです。台湾の状況はよくなりそうです。3日新感染症の患者が出てありません。日本の状況がよくなって希望、頑張って下さい。TANIHATAの皆さんもお身体にはお気をつけて下さい。」
「希望」と書いてありますが、まさに日本にとって隣の台湾は「希望」です。
台湾の人口は約2360万人と日本の人口の約20%ほどですが、感染者数は398人、死亡者数が6人にとどまっています。(日本は感染者1万1155人、死亡者263人。なんと2ケタも違います。) 4月12日からプロ野球も開幕しています。
日本が、ずるずると底なしに落ちていくような感覚の中、やりようによってここまでウィルスを押さえることができる・・という見本を台湾の方達は示してくれています。貴重なマスクまで送っていただいて本当に感謝です。
自分もいろいろ考えました。他の国からわざわざ他の国を気遣って高い送料を払い貴重なマスクを送ってくださったのに・・・自分は・・・。
職人達と話して富山市民病院に支援物資を持っていこうというお話しになりました。この病院は集団感染が発生してしまいましたが、必死で医療スタッフの方達が見えない敵と戦っておられます。
台湾からいただいたマスクとうちにあるマスクを合わせて400枚。近くのホームセンターで手に入れた防護服レインコート22枚・・・ 4月21日 寄付させていただきました。(まずは一回目)
スタッフの方によると、足りないものは「防護服(雨合羽)、マスク、ゴーグル」とのこと。
雨合羽は、ズボンと上着がセパレートになっていないタイプ(レインコートです)。 フードが付いているタイプ、だそうです。マスクですが、市民病院以外の病院も不足気味なのでどれだけあっても足りない感じです。マスク1枚でも支援していただければ幸いです。
▶富山市民病院 支援物資等に関する連絡先
電話番号 080-8697-0001
メール toyama_yell@city.toyama.lg.jp
▶支援物資等の持ち込み場所
富山市立看護専門学校(〒939-8075 富山市今泉308番地1)
アクセス(https://www.tch.toyama.toyama.jp/floamap_access/access/map.html)
▶受付時間(電話・持ち込み) 9:00 ~ 16:00(平日のみ)
▶実施期間 令和2年4月20日(月)から当面の間
北陸新幹線 春の誘客ポスターにタニハタの組子が採用されました。
ポスターの公開は、3月末からの予定で東京駅・新宿駅などの首都圏JR駅に貼られる予定です。
ポスターには「タニハタ」の社名も入れていただき、写真も私個人が撮影したものを使用していただきました。
制作を担当されたJR東日本様 本当にありがとうございました。
新型コロナウィルスの影響で気軽に「富山に来てください」とも言えない状況ではありますが、こんな状況だからこそ少しずつ前向きに種まきしつづけることも大切だと思っています。
写真の吉祥文様「麻の葉」は魔除けの柄として古来から使用されています。
少しでもこの国に良いことが起きますように・・・これからも気持ちの入ったモノづくりを続けていきたいと思います。
引き続き、皆様よろしくお願いいたします。
経営戦略が専門の兵庫県立大学の内田康郎教授とチューリップテレビの西美香アナウンサーが富山県内の企業を紹介するTV番組「直撃!とやま流ビジネス戦略」に出演します。
今年1月初旬から何度か取材をうけて、先週すべての取材が終了しました。
(写真は工場2階にある組子ギャラリー。 テレビスタジオのようになっています。)
取材開始時(1月中旬)は新型コロナウィルスのことは話題になっていませんでしたが、あれから約二ヶ月。コロナウィルスの影響で日本、世界の経済状況は一変してしまいました。
こんな状況下に経済のことを語るのはおこがましいのですが、零細企業経営者の視点で私なりにお話しさせていただきました。
放送日は、3月28日(土)午後3時30分~午後4時の予定です。
(富山 チューリップテレビ)