4月1日発売の「和樂5月号」(小学館)にタニハタの組子欄間を掲載していただきました。
Diorのバッグと一緒に組子欄間が4ページにわたり掲載されています。
世界のトップブランドと日本の工芸品と合わせて紹介していく[The Icon’s]というコーナーになり、タニハタの社名もクレジットしていただきました。
「ディオールと私」という映画も都市部の映画館で上映されていますが、勉強がてら観に行きたいと思います。
和樂様 Dior様 本当にありがとうございました。
組子らんまを作る会社<タニハタ>の日々の出来事、その思いをブログで綴ります。

5年の歳月をかけて開発したタニハタのオリジナル格子戸「ねこ脱走防止とびら」の販売窓口がタニハタから下記の会社に変更になりました。
http://nekotobira.order403.jp/
株式会社403 (外部リンク)
従来どおり製造は当社で行いますが、この製品に関するお問い合わせ・ご注文先は上記会社となります。
※類似品が出回っています。ご注意ください。弊社との一番の違いは、釘やビスなどでしっかり支柱などを固定するかどうかになります。また天然ヒバ材だけで製作している点になります。
この製品は「壁に穴を空けたくない」というお客様が多く、弊社でもつっぱり棒だけで取りつけできるように販売した時期がありました。しかし、ネコの重量や運動力は予想以上に大きく、1~2年の長い時間の間につっぱり強度が弱くなり扉が倒れる事態が発生いたしました。
ネコや飼い主様の安全を最優先に考えて「釘やビスで設置する安全な天然木とびら」として当社では製作・販売しております。(熟練の職人が製作しております。)またご希望の方に施工業者も紹介しております。不明な点ございましたらお気軽に下記までお問い合わせください。
http://nekotobira.order403.jp/
株式会社403 (外部リンク)
今、49歳の私が小学生の時「もうすぐ富山にも新幹線がくるがやぞ。新幹線来たら東京に行ってこんまい。」と両親から嬉しそうに話された記憶があります。
あれから40年近く経ち、両親も亡くなり、飛行機で東京まで1時間で行ける時代になりましたが、やはり「北陸新幹線」という 響きは多くの富山人にとって、特別なもので、悲願なんだなぁ、といろいろな方とお話をしていてつくづく感じます。このあたりの感覚は、生まれた時から新幹線がある場所に住んでいる方には少し理解しづらいものかもしれません。
2015年3月14日は、そういう富山人にとって大きな記念すべき節目の日でもあります。今まで3時間半近く、 電車を乗り継いで行っていた東京が、2時間あまりで行けるということは、北陸にとってこれらからどれだけの恩恵が、この新幹線によってもたらされるか・・もちろん、関東方面にお住まいの方も北陸にある観光資源、産業資源に触れていただき、北陸、そして日本の良さを改めて知っていただけたら本当に嬉しい限りです。


当社の組子(青海波)も新しい富山駅正面(右側)に設置していただきました。
青海波文様は、人を幸せにする吉祥文様です。
観光客、地元の方 この組子の前を通る方が少しでも幸せになるように・・・そんな思いを込めて製作しました。
皆様 ぜひ北陸新幹線にのって富山においでください。
東日本大震災から今日で4年が経過します。
死亡が確認された人は、岩手、宮城、福島など12都道県で、1万5891人。
いまだ、2584人の方の行方が分かっていません。。。
1日でも早く、一人でも多くの方が、ご家族のもとに戻られることを心からお祈りしています。
私自身、4年前に富山・福島間を自動車で往復しました。
富山に帰ってからも福島から富山に避難された方のために小さなボランティアを行いました。
短い関わりでありましたが、人にとって大切なことを多くの方から教えてもらったとおもっています。
福島に行ってから私自身は原発反対の立場をとっております。
小さなこの日本の大地に1,595平方キロメートルという途方もない(人が住めない)汚染された土地ができて、いまだに不都合な生活を強いられている人達のことを思うと日本人として大きな憤りを感じます。
震災から4年が経過しましたが、当社でもやっと工場の屋根に太陽光パネルを置くことになりました。
(今週3月9日から工事に入りました。)
工場で使う電力は、自分達でまかなう。
零細企業にとって大きな設備投資ではありますが、4年かけて何とかたどりつきました。

環境にまったく負担をかけずに会社経営をすることはできませんが、少しでも社会や子孫に負担をかけない経営をめざしていきたいとおもっております。
原発反対の立場ではありますが、私は原発に関係する組織やそこで働く人達を非難するつもりもありません。
現代人が電気を使わない生活にはもう戻れないと思いますし、原発はその生活が呼び起こしたシステムでもあります。
50年後、日本の総人口は9000万人を割り込み、2人に1人が60歳以上という高齢者の国になってしまいます。
世界の人口が増加するなか、世界の端にある小さな民族になっていく、ということです。
ドイツはエコ大国と言われていますが、家庭(個人)、企業、自治体、政府が一体になって活動していることにより大きな歯車が動いていると言われています。
小さな国「日本」もぜひ皆でスクラムを組んで、そういう社会に向けて歩き出してほしい。
小さくても、気概を持った国になるように。
4年前の大震災が、少しでも未来に生かされるように・・・
祈りにも似たような思いで工事を今、見守っております。
2015年3月11日 谷端信夫
このたび、2015年3月31日をもちまして、ラティスショップ・タニハタ(楽天市場店)を退店させていただくこととなりました。
2000年12月楽天市場に出店、14年の長い期間皆様には楽天市場店をご利用いただき心よりお礼申し上げます。
2000年楽天市場店立ち上げ当時は、「個人のお客様に気軽に組子の良さを知っていただきたい」という考えから取り扱い製品は、
低価格帯の洋風ラティス、シンプルな格子主体でしたが、数年前より和風引き戸、組子欄間などの和空間向け製品が主流になりました。
また販売先も建築業者様への販売、海外業者様への販売(駅や空港、ホテルなど商業施設)が中心になり、個人のお客様が多い楽天市場の顧客対応が難しい状況がつづきました。
楽天市場からのご注文は堅調にあり、撤退するには苦渋の決断となりましたが、製作できる製品数に限りがあり、個人様への対応が十分にできないまま楽天市場店を続けることは当社に期待して注文されるお客様にも大変失礼にあたる、という思いから熟慮を重ねた結果、決断した次第です。楽天市場では、ネット通販での顧客対応のスキル、運営の仕方、ネット販売をするものの心構え、など数多くのことを学ばせていただきました。本当に感謝しております。
楽天市場店からのご注文は2015年3月31日まで承ります。
それ以降に関してましては自社サイトで引き続き営業してまいります。
お客様におかれましては、諸事情をご賢察いただき何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
韓国からマスコミの方達(10社)が取材に来られました。
約1時間30分・・・いつもは組子製作体験や現場見学が中心になるのですが、それよりもいろいろ話しを聞かせてほしい、と言われるので私も時間を割いていろいろお話しさせていただきました。
4年前ソウルの無形文化財、職人・沈龍植氏の工房に伺った時のこと、
組子は中国、韓国の影響を受けており、 そして今も進化し続けていること、
日本の小さな伝統工芸(会社)がなぜ復活することができたか・・など
創業当時のことから現代、未来のことまでいろいろ話しさせていただきました 。
お互い影響を受けながら同じアジア人として前向きに発展できたら素晴らしいですよね。。
組子屋として何ができるのか、考え行動していきたいと思います。

師走になりました。
当社でも12月の注文はやはり組子障子が多く、職人達も現在製作に追われています。
新年を新しい建具で迎えたい・・そんな方が多いのでしょうね。
和風引き戸は、一時当社でも大幅に減少しましたが、最近では和室や昔ながらの手作りの仕事が見直されるようになり、確実に和風建具が増えてきています。
6年後の東京オリンピックもあり、来年はさらに引き戸仕事が増えそうな気運を感じております。
今年は引き合いをたくさんいただいた反面、お客様の希望納期に沿うことができずに、泣く泣く製作をお断りしたケースも多く発生し、本当に反省が多い年でもありました。
来年はこの状況を打破すべく、いろいろな方策を検討しております。
皆様のご期待の沿える会社になれるように、今まで以上に頑張っていきたいと思います。
福井県あわら市から中小企業経営者の方々30人が来社されました。
建設業、製造業、サービス業・・・様々な業種の社長さん達です。
(一度に30人は今年の記録です。)
朝10時当社に到着されましたので、多分家を出発されたのでは朝5時台・・・お疲れ様です。。
いつもどおり、タニハタのこと、日本のものづくりのこと、国産材のこと・・いろいろお話しさせていただきました。
もちろん最後は「組子体験」。
麻の葉柄の組子を組んでいただきました。
前回のときも感じたのですが、福井の方々は、本当に手先が器用だなぁと感じます。越前打刃物、越前和紙 、越前漆器 、越前箪笥 などの伝統工芸から眼鏡や電子部品などの産業までモノづくりに長けた会社が多いからでしょうか。
皆さん、感心するほど手際よく組み付けされていました。
射水商工会議所 製造部会で講演をさせていただきした。
高校野球で有名な「新湊高校」のすぐそばです。
テーマは
「インターネットが蘇らせた伝統工芸」
~ITを武器にものづくり復活を目指す零細企業の生き方~
私と同じ「製造業」の方が多く、講演の内容もITよりもその内容が中心になりました。
なぜ日本人はものづくりに向いている民族なのか・・
先日、行った「正倉院展」「法隆寺」「エジプト展」「京都御所」「紫禁城」などから感じたこともお話しさせていただきました。
(いつもより熱が入りました。 こういう話しになると止まりません。(^^;)
春に放送されたNHKさんの番組を見られた会員様からのご指名でした。
ご縁が繋がっているんだなぁ・・と感じた次第です。
ありがとうございました 。
最近の傾向として「組子」をホテルや空港、美術館などの大きな商業空間で使用されるケースが増えてきています。オリンピックや北陸新幹線開業に伴いこの傾向はまだまだつづく感じです。
引き合いをいただくことはありがたいことなのですが、それに伴い納期が遅れ気味になったことが最近の悩みの種でした。。
(繊細な意匠の組子を大型にすることは、かなりの製作手間がかかります。。)
そこで大きな絵画のように 組子を飾りたい・・というお客様のために大判組子の表面を綺麗に仕上げることができる機械設備を導入しました。
今までは職人の手により数時間かけて作業していましたが、これらの機械でかなり時間短縮することができます。
もちろん大型組子に限らず、従来のサイズの組子にも使用できますので全体に納期を短縮することができます。
組子は半分手作りのような仕事だから納期は遅れて当たり前・・・では、組子の未来はありません。
手作業(アナログ)と機械(デジタル)の良いところを織り交ぜながら、これからの時代に合わせたモノづくりを柔軟に行っていきたいと思います。
中国・四川省成都から工場見学・組子製作体験に来られました。
(旅行関係のお仕事されている方達です。)
成都は三国志時代、劉備や孔明のいた「蜀」の都になった場所で、米国の雑誌「フォーブス」では「今後10年世界でもっとも発展する都市のランキング」一位に選ばれるほど活力にあふれた地域です。
私達のつくる組子の文様に「蜀江」という文様がありますが、これは蜀で生産された錦の文様が由来の意匠で、日本最古の建築物・法隆寺伝来の宝物にもそれが見られます。
ちょうど蜀江文様の組子仕事をしていたのでそれを見てもらいました。
「皆さんの地域で生まれた文様ですよ。」とお話しすると皆驚いた表情をされました。地域や時間を超えて人と人が「組子」で繋がる瞬間が本当に嬉しいです。
「組子を通じて日本の技術、意匠、木材の素晴らしさを世界に伝える」ということを忘れず、地道にPRを続けていきたいと思います。